中国本土で12人がコロナ新規感染、市中感染確認は約3週間ぶり

中国本土で7人がコロナ新規感染、市中感染確認は約3週間ぶり
国国家衛生健康委員会によると、中国本土で13日、新型コロナウイルスの新規感染者が7人確認された。写真は、中国国旗と新型コロナワクチンのイラスト化した構図。2020年10月30日に撮影。(2021年 ロイター/Dado Ruvic)
[上海 14日 ロイター] - 中国国家衛生健康委員会によると、中国本土で、新型コロナウイルスの新規感染者が市中感染者を含め12人確認された。市中での新規感染の報告は4月20日以来、約3週間ぶり。
このうち4人は東部安徽省での市中感染で、全て同一の感染者と接点があった。新華社通信によると、この人物は5月1日に北東部遼寧省の大連から安徽省に移動しており、1人がこの感染者に安徽省六安市で濃厚接触した。
これを受けて、六安市の2カ所と肥西県の1カ所が「中程度のリスク」に指定された。
また、遼寧省では営口市などで新たに3人の感染が確認された。
他の5人は海外からの渡航者だった。
無症状感染者数は前日の14人から22人に増加した。中国では無症状者は感染確認数に含んでいない。

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