ウクライナ大統領顧問、あらゆるミサイル事案はロシアに責任と主張

ウクライナ大統領顧問、あらゆるミサイル事案はロシアに責任と主張
 11月16日、ウクライナ大統領府のポドリャク顧問(写真)は、同国へのロシア侵攻開始後のいかなる「ミサイルに関する事案」もロシアが責めを負うべきだと述べた。イスタンブールで3月撮影(2022年 ロイター/Kemal Aslan)
[キーウ 16日 ロイター] - ウクライナ大統領府のポドリャク顧問は16日、同国へのロシア侵攻開始後のいかなる「ミサイルに関する事案」もロシアが責めを負うべきだと述べた。
前日、ウクライナ国境に近いポーランドにミサイルが着弾し2人が死亡した。ポーランド政府はミサイルはロシア製と発表したが、バイデン米大統領はロシアが発射したミサイルでない可能性を示唆する予備的情報があると述べている。
ポドリャク氏は「ただひとつの論理を堅持する必要があると考える。戦争はロシアが始め、ロシアが行っている。ロシアはウクライナを巡航ミサイルで大量に攻撃している」と指摘。「ロシアは欧州大陸東部を予測不可能な戦場にしてしまった。意図、実行手段、リスク、エスカレーション、これら全てがロシアだけのものだ。いかなるミサイル事案も、それ以外の説明はあり得ない」と述べた。

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