米テスラ格付け、「Ba1」へ2段階引き上げ=ムーディーズ

米テスラ格付け、「Ba1」へ2段階引き上げ=ムーディーズ
 1月24日、格付け会社ムーディーズは、米自動車(EV)大手テスラの債務格付けを「Ba3」から「Ba1」へ2段階引き上げた。写真はロンドンで昨年5月撮影(2022年 ロイター/Matthew Childs)
[24日 ロイター] - 格付け会社ムーディーズは24日、米自動車(EV)大手テスラの債務格付けを「Ba3」から「Ba1」へ2段階引き上げた。同社がトップEVメーカーとしての地位を保つと予想した。
格付け見通しは「ポジティブ」を維持した。テスラは今後も急速に規模を拡大し、収益性が大幅に改善するとの見方を示した。
また同社は財務に慎重な方針を取る公算が大きく、流動性は非常に良好な水準に保たれるとした。ただ2023年は競争激化により利益率に圧力がかかり始める可能性があるとも指摘した。
22年の納車台数は約140万台と21年の約93万6000台から増加すると予想した。

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