デジタル芸術が75億円で落札、米作家ビープルの画像作品

デジタル芸術が75億円で落札、米作家ビープルの画像作品
 競売会社クリスティーズは11日、デジタルアート作家「ビープル」ことマイク・ウィンケルマン氏の作品が約6930万ドル(約75億3000万円)で落札されたと発表した。提供写真(2021年 ロイター/Christie's Images LTD. 2021/BEEPLE)
[ロンドン 11日 ロイター] - 競売会社クリスティーズは11日、デジタルアート作家「ビープル」ことマイク・ウィンケルマン氏の作品が約6930万ドル(約75億3000万円)で落札されたと発表した。
この作品「Everydays - The First 5000 Days」は、13年以上にわたって1日1枚ずつ撮影された5000枚の画像をコラージュしたもの。
作品は「非代替性トークン」(NFT)と呼ばれる新たなタイプのデジタル資産で、暗号資産(仮想通貨)の基盤であるブロックチェーン技術で認証される。NFT作品の市場はここ数カ月で拡大しており、先月にはビープルがトランプ米前大統領をモチーフにした10秒のビデオクリップが660万ドルの値を付けた。
クリスティーズはこの競売を受けて、ビープルは存命する高額アート作家のトップ3に入ったと述べた。

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