中国・香港株式市場・大引け=反落、インフレ指標で政策引き締め懸念
(香港市場リポートを追加しました。) [上海 9日 ロイター] - 中国 終値 前日比 % 始値 高値 安値 上海総合指数 3,450.6772 - 31.8776 - 0.92 3,475.4434 3,475.4467 3,442.1392 前営業日終値 3,482.5548 CSI300指数<.C 5,035.337 - 76.871 - 1.50 5,100.042 5,100.042 5,022.093 SI300> 前営業日終値 5,112.209 香港 終値 前日比 % 始値 高値 安値 ハンセン指数 28,698.80 - 309.27 - 1.07 29,152.44 29,152.44 28,604.55 前営業日終値 29,008.07 ハンセン中国株指数< 10,977.37 - 132.11 - 1.19 11,144.20 11,144.20 10,925.26 .HSCE> 前営業日終値 11,109.48 中国、香港両株式市場は反落。中国のインフレ統計が強い内容となり、政策引き締め に対する懸念が強まった。米中関係の緊張も圧迫要因となり、週間ベースで値下がりした 。 上海総合指数終値は31.8776ポイント(0.92%)安の3450. 6772。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 終値は76.871ポイント(1.50%)安の5035.337。 週間ベースではそれぞれ1%安、2.4%安。 香港のハンセン指数は309.27ポイント(1.07%)安の2万8698 .80、ハンセン中国企業株指数(H株指数) は132.11ポイント(1.1 9%)安の1万0977.37で終了。週間ではハンセン指数が0.8%下落、H株指数 も2.1%下落した。 本土市場は、海外からの資金流入の減少も圧迫要因。 リフィニティブのデータによると、外国人投資家は3月に187億元(28億500 0万ドル)相当の中国A株を買い越した。2月は412億元の買い越しだった。 AVIC証券のアナリストは、米経済が力強く回復するとの期待でドルと米国債利回 りが上昇しており、中国への資金流入が細る可能性があると指摘した。 米中関係の緊張も、投資家のリスク選好度を低下させる要因となっている。 米上院外交委員会の指導者らは8日、中国が世界的に影響力を拡大していることに対 抗するため、人権促進や安全保障支援などを柱とした超党派による法案を公表した。[nL4 N2M13WQ] 米商務省は8日、中国スーパーコンピューター企業7社を経済ブラックリストに追加 したと発表した。 中国の投資家は株式市場へのエクスポージャーを減らし、MMF(マネー・マーケッ ト・ファンド)に資金を投じている。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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