ファイザー製コロナワクチン、米当局が保管温度の基準緩和

ファイザー製コロナワクチン、米当局が保管温度の基準緩和
2月25日、米食品医薬品局(FDA)は、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンを保管する際の温度基準を緩めた。写真はファイザーのワクチンのイメージ。2020年10月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)
[25日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)は25日、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンを保管する際の温度基準を緩めた。これまで超低温での保管が求められていたが、通常の冷凍庫で最長2週間保管が可能になる。
ファイザーとビオンテックのワクチンは、セ氏マイナス80─60度での保管が必要で、輸送時の温度管理などが課題となっていた。両社は先週、FDAにこの基準を緩めるよう求めていた。
FDA担当者は、温度基準の緩和により、ワクチンを保管する超低温冷凍庫の調達負担が軽減され、より多くの場所でワクチン接種が可能になると説明している。

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