中国軍機、台湾海峡の中間線に接近=関係筋

中国軍機、台湾海峡の中間線に接近=関係筋
 複数の中国軍機が8月2日午前に台湾海峡の中間線に接近して飛行したことが、事情に詳しい関係筋の話で分かった。ペロシ米下院議長が同日に台湾を訪問すると伝わる中、緊張が高まっている。写真は中国と台湾の旗。4月撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
[台北 2日 ロイター] - 複数の中国軍機が2日午前に台湾海峡の中間線に接近して飛行したことが、事情に詳しい関係筋の話で分かった。ペロシ米下院議長が同日に台湾を訪問すると伝わる中、緊張が高まっている。
関係筋によると、複数の中国軍艦は1日以降、中間線付近にとどまっており、台湾は状況を監視するために航空機を派遣した。
台湾の国防部はコメントの求めに応じていない。
関係筋は中国の軍艦・軍機の動きについて「非常に挑発的」と述べた。
中国軍機は台湾の航空機が付近で待機する中、中間線に一時的に「接触」し旋回して戻る戦術的な動きを繰り返したという。通常、双方の航空機が中間線を越えることはない。

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