訂正(15日配信の記事)-アストラと第一三共の乳がん治療薬、生存期間の改善を確認
[15日 ロイター] - アストラゼネカは15日、第一三共と共同開発した乳がん治療薬「エンハーツ」について、HER2陽性乳がん患者(訂正)のがん進行を遅らせることを確認したと発表した。さらなる承認取得の可能性が高まった。
HER2は、がんの増殖と転移をもたらすタンパク質。後期臨床試験で、無増悪生存期間(病状が悪化せずに生きられる期間)に改善が見られたとしている。
米食品医薬品局(FDA)は今月、エンハーツをHER2低発現乳がん患者に使用することを承認した。投与できる患者の範囲が大幅に広がり、数十億ドル規模の売り上げ増加につながる可能性がある。
エンハーツの2021年の売り上げは2億1400万ドルだった。
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