ウクライナで行方不明者1.5万人超、ロシア侵攻で=国際調査機関

ウクライナで行方不明者1.5万人超、ロシア侵攻で=国際調査機関
オランダ・ハーグに本部を置く「国際行方不明者機関(ICMP)」の欧州ディレクター、マシュー・ホリデー氏は24日、ウクライナの戦争で1万5000人超が行方不明になっていると明らかにした。東部マリウポリで3月撮影。提供写真(2022年 ロイター/Azov regiment press service/via REUTERS)
[キーウ(キエフ) 24日 ロイター] - オランダ・ハーグに本部を置く「国際行方不明者機関(ICMP)」の欧州ディレクター、マシュー・ホリデー氏は24日、ウクライナの戦争で1万5000人超が行方不明になっていると明らかにした。
ただ、ホリデー氏はロイターとのインタビューで、東部マリウポリのみでも死者・行方不明者が2万5000人に上ると推定される中、ICMPが示す1万5000人という数字は極めて控えめと語った。
さらに、強制的に移送された人やロシアで拘束されている人、仮葬墓地に埋葬された人などの数は不明で、ウクライナでの戦争終了後も、行方不明者の調査は何年も続く可能性があるという認識を示した。
*本文中の語句を修正しました。

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