神田真人財務官は9日、財務省内で記者団に対し、政府と日銀が4月29日と5月2日の2回にわたり為替介入を行ったことを政府関係者が認めたとの報道について、「為替介入の有無についてわれわれはコメントするつもりはない。政府関係者が話した事実はない」と述べた。
国会筋によると、日銀の植田和男総裁は9日の参院財政金融委員会に出席し、午前10時33分から10時55分まで浅田均委員(維教)、同11時37分から11時51分まで堂込麻紀子委員(無)の質問に答える。
ブラジルの中央銀行は8日の金融政策委員会で、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げて10.50%とした。これまで6会合連続で50bpの幅で金利を引き下げてきたが、利下げ幅を縮小した。米国の緩和サイクル開始が不透明な中、より慎重なアプローチを取った。