ソウル株式市場・引け=続伸、米中摩擦の緩和期待で

    [ソウル 13日 ロイター] - 
 韓国                  終値    前日比       %      始値      高値      安値
 総合株価指数<.KS1  2,095.55   + 12.98   + 0.62  2,087.43  2,104.43  2,084.37
 1>                                                                  
 前営業日終値       2,082.57                                                 
 
    ソウル株式市場は続伸して引けた。米中貿易摩擦に緩和の兆候が見られることが好感
された。
    今週には、米中貿易摩擦を巡り前向きな動きがあり、先行きを悲観する見方が弱まっ
た。
    ロイターは、中国国有企業が150万トン以上の米国産大豆を買い付けたと報じた。
米国産大豆の大量購入は6カ月以上ぶりとなる。中国政府は、米国が警戒感を示すハイテ
ク産業振興戦略「中国製造2025」についても、一部修正で譲歩する兆しを見せている
。
    総合株価指数(KOSPI)       は0633GMT時点で前日終値比12.98
ポイント(0.62%)高の2095.55で終了した。
    電池大手サムスンSDIは4.6%高。中国メディアが、中国電池事業
への投資計画について報じた。SDI関係者は、投資は検討中で、規模も確定していない
と説明した。
    サムスン重工業は7.7%高。オセアニア地域で使う液化天然ガス(L
NG)輸送船建造を2112億ウォン(約1億8795万ドル)で受注したとの発表が支
援材料になった。
    韓進重工業は3.9%高。同社は軍調達当局から680億ウォン相当を
受注した。 
    現代重工業は2.1%高。同社は軍調達当局からの受注を受け、201
8年の目標受注額を前倒しで達成したと発表した。18年受注額は133億ドルとなった
。

    
 (取引時間中のリポートの表は最新の数値です。文章とは一致しない場合があります)
 
 

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