資金需要が改善、企業が3四半期ぶり 個人は5四半期ぶり=日銀調査
[東京 23日 ロイター] - 日銀が23日公表した「主要銀行貸出動向アンケート調査」(四半期ごと公表)の10月調査では、企業向けの資金需要が「増加」したとの回答から「減少」を指し引いた指数(DI)がプラス6となり、3四半期ぶりに改善した。前回の7月調査はプラス3だった。
規模別にみると、大企業向けがプラス2(前回マイナス4)、中小企業向けはプラス8(同プラス7)に改善した。
個人向けの資金需要判断DIはプラス8となり、5四半期ぶりに改善。前回はプラス2だった。
このうち住宅ローンはプラス5(同ゼロ)に改善、消費者ローンはプラス3(同プラス6)に悪化した。
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