幻の「ミミナシオオトカゲ」、プラハ動物園がふ化に成功

幻の「ミミナシオオトカゲ」、プラハ動物園がふ化に成功
 10月16日、チェコのプラハ動物園で、爬虫類愛好家の間で幻のトカゲとされる「ミミナシオオトカゲ」の赤ちゃん5匹がお披露目された(2018年 ロイター/David W Cerny)
[プラハ 16日 ロイター] - チェコのプラハ動物園で16日、爬虫類愛好家の間で幻のトカゲとされる「ミミナシオオトカゲ」の赤ちゃん5匹がお披露目された。
未知の部分も多いこのトカゲは、ボルネオ島原産で川に近い低地の熱帯雨林に生息する。夜行性のため、めったにお目にかかることはないという。
動物園は、特異な外見で密猟の対象にされやすいこと、26-28度の安定的な気温が必要なことなどから、飼育下での繁殖プロジェクトが重要だと説明した。
プラハ動物園は2016年、その2年前の2014年に世界で初めてミミナシオオトカゲの飼育下での人口ふ化に成功した日本の所有者から、7匹のトカゲを送られていた。

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