米金融・債券市場=FOMC控え利回り上昇、国債入札は底堅い結果
[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米東部時間 価格 利回り コード 30年債(指標銘柄 15時43分 100*16.50 3.0984% ) 前営業日終値 100*27.00 3.0820% 10年債(指標銘柄 15時42分 99*09.50 2.9571% ) 前営業日終値 99*15.50 2.9350% 5年債(指標銘柄) 15時43分 99*24.25 2.8024% 前営業日終値 99*28.25 2.7750% 2年債(指標銘柄) 15時21分 99*30.50 2.5243% 前営業日終値 100*00.25 2.4960% 清算値 前日終値 コード Tボンド先物9月限 142*26.00 143*06.00 Tノート先物9月限 119*14.00 119*19.00 米金融・債券市場では国債利回りが上昇。今週は米連邦公開市場委員会(FOMC) をはじめ、主要イベントが相次ぐ。市場では米連邦準備理事会(FRB)が追加利上げに 踏み切るとの見方が大勢。 こうした中、同日実施され総額320億ドルの3年債入札と220億ドルの10年債 入札は底堅い需要を集めた。 3年債入札では、海外中銀などを含む間接入札者の落札比率が1月以来の高水準とな った。10年債ではプライマリーディーラーの落札比率が28%と平均を下回り、一般投 資家からの引き合いが強かったことを示した。 DRWトレーディングの市場ストラテジスト、ルー・ブライエン氏は入札について「 週内発表の指標やイベントを踏まえれば、極めて好調な結果だった」と述べた。 終盤の取引で、既発10年債は8/32安、利回りは2.963%。 12日には140億ドルの30年債入札が実施される。 12─13日開催のFOMCでは、金利決定に加え、最新の景気・金利見通しが発表 される。見通しで年内の利上げ回数が計4回となる可能性が示唆されるか注目されている 。 また、追加利上げが経済成長の足かせとなる可能性について討議されるかどうかにも 関心が集まる。前出のDRWのブライエン氏は、金利を緩和的から抑制的な水準にシフト させるべきかどうか「少なくとも議題には上がるだろう」と述べた。 12日開催予定の米朝首脳会談、14日の欧州中央銀行(ECB)理事会も注目され ている。ECBは資産買い入れプログラムを年内に終了するかどうかを巡り討議する見通 し。 さらに、米消費者物価指数(CPI)や米小売売上高など、主要指標の発表が相次ぐ 。 <ドル・スワップ・スプレッド> LAST Change U.S. 2-year dollar swap spread 27.25 (-0.50) U.S. 3-year dollar swap spread 22.25 (-0.25) U.S. 5-year dollar swap spread 14.00 (unch) U.S. 10-year dollar swap spread 6.25 (+0.50) U.S. 30-year dollar swap spread -6.75 (+0.25) (い)
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