アジア株式市場サマリー:引け(1日)
(配信時間に応じて内容を更新します) [1日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード 中国 上海総合指数 3044.9028 + 66.0244 + 2.22 3024.6238 3045.3669 3014.6871 前営業日終値 2978.8784 中国 CSI300指 3935.812 +110.224 +2.88 3899.331 3936.668 3886.909 数 前営業日終値 3825.587 香港 ハンセン指数 休場 - - - - - 前営業日終値 - 香港 ハンセン中国株 休場 - - - - - 指数 前営業日終値 - 韓国 総合株価指数 2129.74 -0.88 -0.04 2147.24 2147.24 2126.87 前営業日終値 2130.62 台湾 加権指数 10895.46 +164.63 +1.53 10821.30 10914.85 10821.30 前営業日終値 10730.83 豪 S&P/ASX 6648.10 +29.30 +0.44 6618.80 6664.00 6618.80 指数 前営業日終値 6618.80 シンガポー ST指数 3372.26 +50.65 +1.52 3339.58 3376.55 3337.31 ル 前営業日終値 3321.61 マレーシア 総合株価指数 1683.62 +11.49 +0.69 1674.91 1683.62 1674.91 前営業日終値 1672.13 インドネシ 総合株価指数 6379.688 +21.059 +0.33 6381.181 6395.626 6369.19 ア 前営業日終値 6358.629 フィリピン 総合株価指数 8043.71 +44.00 +0.55 8011.47 8043.71 7993.66 前営業日終値 7999.71 ベトナム VN指数 965.61 +15.67 +1.65 958.92 965.61 957.66 前営業日終値 949.94 タイ SET指数 1740.91 +10.57 +0.61 1744.13 1747.53 1739.48 前営業日終値 1730.34 インド SENSEX指 39686.50 +291.86 +0.74 39543.73 39764.82 39541.09 数 前営業日終値 39394.64 インド NSE指数 11865.60 +76.75 +0.65 11839.90 11884.65 11830.80 前営業日終値 11788.85 東南アジア株式市場は軒並み上昇して引けた。米中首脳会談でトランプ米大統領が譲歩案を提示し、両 国が貿易交渉の再開で合意したことで、リスク選好が復活した。 クアラルンプール市場の総合株価指数KLCIは0.69%高。きょう発表された6月のマレーシアの 製造業購買担当者景況指数(PMI)は活動の縮小を示す数字となり、新規受注は9カ月連続の縮小だった 。 ホーチミン市場のVN指数は東南アジア6市場で上昇率トップ。1.65%高の965.61で終了し た。きょう発表された6月のベトナム製造業PMIの上昇を受けた。金融株と不動産株が押し上げた。 バンコク市場のSET指数は0.61%高。石油価格高が、エネルギー株の比重が高いSET指数を支 援した。きょう発表されたタイの6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.87%上昇。上昇幅は 前月から減速し、タイ中央銀行が目標とする1ー4%を4カ月ぶりに下回った。 中国株式市場は大幅高で引けた。終値ベースで2カ月以上ぶりの高値を付けた。米中が貿易交渉の再開 で合意し、また米国が対中追加関税の見送りを表明したことを受け、両国の貿易戦争が終わりを迎えるとの 期待が相場を支援した。 上海総合指数終値は4月30日以来の高値。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数終値は 4月25日以来の高値。 深セン総合指数は3.46%高。深セン証券取引所の新興企業向け市場「創業板(チャイネク スト)」総合指数は3.75%高。 上海証券取引所の出来高は約250億8000万株と、30日移動平均(208億2000万株)の1 20%超。前営業日は181億4000万株だった。 国信証券のアナリストは調査リポートで「G20サミットでの結果は投資家心理の一段の改善につなが るだろう。市場の回復は継続すると予想する」とした。中長期的には、投資家は上場企業の中間決算の変化 に注意を払うべきだと指摘した。 情報技術(IT)企業の株価が上昇を主導し、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.U L]のサプライヤー株が急伸。トランプ大統領は、米政府の許可なく米国企業から部品や技術を購入するのを 禁止する「エンティティー・リスト(EL)」からファーウェイを除外するか、商務省が数日中に協議する 予定だと述べた。 香港市場は祝日のため休場。 ソウル株式市場は、ほぼ変わらずで引けた。日本が韓国への半導体材料3品目の輸出について、7月4 日から契約ごとに審査・許可する方法に切り替えると発表したことが地合いに打撃を与え、米中貿易戦争の 「休戦」という好材料を圧倒する格好となった。 日本政府は、スマートフォンのディスプレーや半導体に使われる材料の韓国向け輸出規制を強化する。 元徴用工問題をめぐる日韓の対立が深まる中での措置となる。 規制強化発表後、サムスン電子の株価は0.9%安で終了。電気・電子株指数は0 .6%安。ただ、一部の半導体材料株は上昇した。 海外投資家は1550億ウォン(約1億3388万ドル)相当の買い越し。 シドニー株式市場は反発して引けた。米中が貿易交渉再開で合意したことが投資家のリスク選好意欲を 高めた。豪利下げ見通しも株価を支えた。 オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)の政策金利決定を控えて出来高は抑えられた。ロイター の調査では、回答者の70%近くがRBAが2日の月例会合で政策金利を引き下げると予想した。RBAが 6月に利下げした際は、シドニー株に大量の資金が流入した。 大半の業種が上伸。主要業種の金融と鉱業がS&P/ASX200指数を特に支援した。 主要鉱業株はBHPグループが1.3%高、リオ・ティントは1%高。RBCは非鉄 金属相場の上昇を理由に、両銘柄の目標価格を引き上げた。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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