トランプ氏、インドの対米報復関税「容認できない」 撤回要求

トランプ氏、インドの対米報復関税「容認できない」 撤回要求
 6月27日、トランプ米大統領は、インドが今月発動した米国製品への報復関税について、「容認できない」として撤回を求めた。写真は米印両国の国旗。2015年8月にニューヨークで撮影(2019年 ロイター/EDUARDO MUNOZ)
[ニューデリー 27日 ロイター] - トランプ米大統領は27日、インドが今月発動した米国製品への報復関税について、「容認できない」として撤回を求めた。
インドは今月、米政府が同国を一般特恵関税制度(GSP)対象国から除外したことを受け、米国からの輸入品28品目に報復関税を課すと発表した。
トランプ大統領はツイッターに「米国に対し長年非常に高い関税を課してきたインドが先日、関税をさらに引き上げたことについて、モディ首相と協議することを心待ちにしている」と投稿した。
また「これは受け入れがたいことで、関税は撤回されなければならない!」とした。
トランプ氏は28─29日に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせてモディ首相と会談する。

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