米金融・債券市場=長期債利回り低下、軟調な指標受け
(表のレートを更新しました) [ニューヨーク 17日 ロイター] - 米東部 価格 利回り コード 時間 30年債( 17時05 106*03.50 2.5805% 指標銘柄) 分 前営業 105*27.00 2.5930% 日終値 10年債( 17時05 102*17.00 2.0907% 指標銘柄) 分 前営業 102*16.00 2.0940% 日終値 5年債(指 17時05 100*22.25 1.8523% 標銘柄) 分 前営業 100*23.25 1.8460% 日終値 2年債(指 17時05 100*15.50 1.8707% 標銘柄) 分 前営業 100*16.75 1.8510% 日終値 清算値 前日終値 コード Tボンド先物6月限 155*08.00 154*31.00 Tノート先物6月限 126*31.00 126*30.00 米金融・債券市場は18─19日の連邦公開市場委員会(FOMC )を控えて荒い展開となる中、長期債利回りが低下した。国内景気指標 が予想より軟調だったほか、対中貿易摩擦の圧力も持続、利回りの重し となった。 終盤の取引で、10年債利回りが2.085%と、前 週末の2.094%から低下した。 30年債利回りは2.576%と、こちらも前週末の 2.593%から下がった。 ニューヨーク連銀が公表した6月のNY州製造業業況指数は過去最 大の落ち込みを記録した。前月のプラス17.8からマイナス8.6と 2年半強ぶりの水準に下がった。 また、全米住宅建設業者協会(NAHB)が発表した6月のNAH B/ウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は64と、5月の66から低 下した。 アクション・エコノミクスはこの日の弱い指標について、「貿易戦 争不安のほか、世界成長鈍化に対する懸念の高まり」が要因だった可能 性を指摘する。 シーポート・グローバル・セキュリティーズのマネジングディレク ター、トム・ディガロマ氏は、国内株式市場が総じて安定しており、1 9日に利下げは実施されないと予想。ナットウエスト・マーケッツも調 査メモで、同日の利下げはないというのが市場コンセンサスと指摘した 。 2年債利回りは1.864%と、前週末の1.851% から上昇した。 ディガロマ氏は、金利先物が短期的に75ベーシスポイント(bp )の引き下げを織り込んでいるとも指摘した。 <ドル・スワップ・スプレッド> Last (bps) Net Change (bps) U.S. 2-year dollar swap spread 3.25 1.75 U.S. 3-year dollar swap spread 2.00 1.50 U.S. 5-year dollar swap spread -1.25 1.00 U.S. 10-year dollar swap spread -6.00 1.25 U.S. 30-year dollar swap spread -32.00 1.25 (ーからご覧ください)
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