イールドカーブフラット化、さほど問題でない=米シカゴ連銀総裁

[シカゴ 20日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は20日、長短金利差がこのところ縮小していることについて、特に懸念する問題ではないとの見方を示した。長短金利差の縮小は景気鈍化の兆候とされることもある。
エバンズ氏は「イールドカーブは数カ月前と同じように、ほとんど懸念ではない」とし、「米国の債務は増大する見通しで、資金の手当てが必要だ」と指摘。債務増が長期金利を押し上げ、イールドカーブがスティープ化するだろうと述べた。
金融緩和策の縮小は、財政的な刺激策や世界経済の強さへの「自然な対応」だと説明した。

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