EU離脱清算金、10月までに合意できない見込み=英離脱担当相

EU離脱清算金、10月までに合意できない見込み=英離脱担当相
 8月15日、英国のデービスEU離脱担当相は、EU離脱に伴う拠出金の支払い額について、10月までに合意できないとの見通しを明らかにした。ブリュッセルで7月撮影(2017年 ロイター/Francois Lenoir)
[ロンドン 15日 ロイター] - 英国のデービス欧州連合(EU)離脱担当相は15日、EU離脱に伴う拠出金の支払い額について、10月までに合意できないとの見通しを明らかにした。
同相はBBCラジオで「われわれは(拠出金について)極めて慎重に協議する方針だ。従って現時点では約束できない。10月か11月より前に金額が明らかにすることはない」と述べた。
EU離脱後の移行期間は2年程度になる公算が大きいとし、2022年5月までに行われる次回総選挙より前に終了すべきとの考えを示した。
「(移行期間は)総選挙までに終了するべきだ。2年程度の可能性が最も高いが、もう少し短くなるかもしれない」と語った。
また国境をまたぐ係争に関する司法の管轄について、来週提案する意向を明らかにした。

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