第4四半期マレーシアGDP、前年比+4.7% 5四半期ぶりに加速

第4四半期マレーシアGDP、前年比+4.7% 5四半期ぶりに加速
 2月14日、マレーシア中央銀行が発表した第4・四半期の国内総生産(GDP)は前年比4.7%増となり、5四半期ぶりに伸びが加速した。ロイターが調査したエコノミストの予想中央値と一致した。写真は建設中のマンション。ジョホールバルで2017年4月に撮影(2019年 ロイター/Edgar Su)
[クアラルンプール 14日 ロイター] - マレーシア中央銀行が14日発表した第4・四半期の国内総生産(GDP)は前年比4.7%増となり、5四半期ぶりに伸びが加速した。ロイターが調査したエコノミストの予想中央値と一致した。
第3・四半期の成長率は4.4%だった。
中銀は、労働市場の改善によって個人消費が好調となったことが第4・四半期のGDPを押し上げたと指摘した。
ノル・シャムシア・ユヌス中銀総裁は、2018年の成長率が4.7%となったことを明らかにした。これは政府予測の4.8%を若干下回る水準。
総裁は記者会見で、第4・四半期は輸出が比較的堅調だったと指摘し、今後もそうした傾向が続くとの見方を示した。
第4・四半期の経常黒字は108億リンギ(27億ドル)に拡大した。

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