ソウル株式市場・引け=小反落、中国PMI低迷で機関投資家が売り

    [ソウル 31日 ロイター] - 
 韓国                    終値  前日比       %      始値       高値        安値
 総合株価指数<.KS11   2,204.85  - 1.35   - 0.06  2,222.88   2,222.88    2,201.22
 >                                                                    
 前営業日終値         2,206.20                                                  
    ソウル株式市場は小反落。一時は上昇していたものの、1月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI
)が50の節目を下回ったことで、機関投資家が旧正月の休暇前に売りを出した。
    米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)声明でハト派的な姿勢を示し、将来
の利上げについて忍耐強くなれると表明したことで、相場は一時昨年10月半ば以来の高値水準をつけた。
    ブクック・セキュリティーズのアナリスト、リー・ウォン氏は「来週の3連休を前に、機関投資家の売
りが出て序盤の上昇分の値を消した。機関投資家は、米中の閣僚級貿易協議が進行中の状況下、最近の株価
急伸に対して慎重姿勢を取った」と指摘した。
    韓国産業銀行        は、造船大手の大宇造船海洋の保有株式を同業の現代重工業に売却
することで条件付きの合意に署名したと発表した。
    モバイルゲーム大手ネットマーブルは、同業のネクソンの買収に向けてコンソーシアム(
企業連合)を形成することを明らかにした。
    サムスン電子は、半導体の需要減速が打撃となり、2019年第4・四半期の営業利益が
29%減になったと発表した。
    出来高は5億3745万9000株。取引された898銘柄のうち、494銘柄が上伸した。
    外国人投資家は2832億7100万ウォン相当を買い越した。

    
 (取引時間中のリポートの表は最新の数値です。文章とは一致しない場合があります)
 
 

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab