中ロ、保護主義と一国主義に団結して対抗=習主席

中ロ、保護主義と一国主義に団結して対抗=習主席
 9月11日、中国の習近平国家主席(左)は、ロシアのプーチン大統領(右)との会談後の記者会見で、中国とロシアは保護貿易主義と一国主義に対しに団結して対抗する必要があるとの見解を示した。ウラジオストクで代表撮影(2018年 ロイター)
[モスクワ 11日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は11日、ロシアのプーチン大統領との会談後の記者会見で、中国とロシアは保護貿易主義と一国主義に対しに団結して対抗する必要があるとの見解を示した。具体的に名指しはしなかったものの、暗にトランプ米政権の政策を指しているとみられる。
習主席はロシア極東のウラジオストクでプーチン大統領と会談。ロシア大統領府がウェブサイトに掲載した文書によると、習主席は「国際情勢が急速に変化し、不安定性と先行き不確実性が増大する中、中国とロシアの間の協力はこれまでになく重要性を増している」と指摘。
その上で「国際社会全体と共に、われわれは現在見られる問題や紛争に対する政治的な解決を追求し、国連憲章の精神を果敢に擁護すると同時に、一国主義と保護貿易主義に共に対抗していく。われわれは新しい種類の国際関係を推進していく」と述べた。
*写真を付けて再送します。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab