米国株はS&Pとダウ下落、エネルギー株売られる

米国株はS&Pとダウ下落、エネルギー株売られる
 8月9日、米国株式市場はS&P総合500種とダウ工業株30種が下落。写真はNY証券取引所のトレーダー、7月撮影(2018年 ロイター/Lucas Jackson)
[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種<.SPX>とダウ工業株30種<.DJI>が下落。アップルやアマゾン・ドット・コムが上昇する一方、エネルギー株が下落した。
テスラも4.8%安となり、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の株式非公開化構想を受けた上昇分を消失した。
アップルは0.8%高、アマゾンは0.6%高。
チェリー・レーン・インベストメンツのパートナー、リック・メックラー氏は「今の市場で大きく上昇するのは難しい。一段と少ない数の企業の主導で緩慢かつ落ち着いた形で上昇している」と話した。
セクター別ではエネルギー株<.SPNY>の下げが目立った。オクシデンタル・ペトロリアムは4.2%安。通期の生産見通しが引き続き精彩を欠いたことが重しとなった。
半導体銘柄も、モルガン・スタンレーが米半導体業界の投資判断を引き下げたことを嫌気して売られた。
旅行や飲食店のオンライン予約を手掛けるブッキング・ホールディングスは5%安。第3・四半期の利益見通しが市場予想を下回った。
ドラッグストアチェーンのライト・エイドも11.5%急落。スーパーマーケットのアルバートソンズとの合併計画を撤回すると発表したことを嫌気した。
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.04対1の比率で上回った。ナスダックでは1.10対1で値上がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は約59億株。直近20営業日の平均は63億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 25509.23 -74.52 -0.29 25589.7 25613. 25492. <.DJI>
9 31 69
前営業日終値 25583.75
ナスダック総合 7891.78 +3.46 +0.04 7886.52 7923.3 7881.0 <.IXIC>
5 6
前営業日終値 7888.33
S&P総合500種 2853.58 -4.12 -0.14 2857.19 2862.4 2851.9 <.SPX>
8 8
前営業日終値 2857.70
ダウ輸送株20種 11141.11 -33.81 -0.30 <.DJT>
ダウ公共株15種 727.45 +2.56 +0.35 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 1389.06 -14.71 -1.05 <.SOX>
VIX指数 11.20 +0.35 +3.23 <.VIX>
S&P一般消費財 904.24 +3.45 +0.38 <.SPLRCD>
S&P素材 373.30 +1.85 +0.50 <.SPLRCM>
S&P工業 635.94 -3.66 -0.57 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 548.16 -1.86 -0.34 <.SPLRCS>
S&P金融 469.30 -2.66 -0.56 <.SPSY>
S&P不動産 205.11 +0.28 +0.14 <.SPLRCRE
C>
S&Pエネルギー 552.70 -4.95 -0.89 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 1040.43 -1.06 -0.10 <.SPXHC>
S&P電気通信サービス 153.34 +1.49 +0.98 <.SPLRCL>
S&P情報技術 1291.77 -0.70 -0.05 <.SPLRCT>
S&P公益事業 269.44 +1.09 +0.41 <.SPLRCU>
NYSE出来高 6.64億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 22575 - 25 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物9月限 円建て 22560 - 40 大阪比 <0#NIY:>

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