中国原油輸入、8月は1月以来の低水準 独立系製油所の稼働停止で

[北京 8日 ロイター] - 中国税関総署の発表によると、8月の中国原油輸入は3398万トン(日量800万バレル)で、前年同月比3.4%増加したものの、1月以来の低水準となった。政府の環境調査で安全上の問題を指摘された一部の独立系製油所がメンテナンス作業のため、予想以上に長く稼働を停止したことが背景。
7月の輸入は日量818万バレルだった。
1─8月の原油輸入は前年同期比12.2%増の2億8105万トン(日量844万バレル)。
8月の精製燃料の輸出は前年同月比24%増の460万トンとなった。7月の455万トンからも増加。堅調な輸出マージンが寄与した。
精製燃料の輸入は前年比35.1%増の273万トン。
天然ガスの輸入は前年比69.5%増の566万トン。7月の575万トンからは減少した。

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