アジア株式市場サマリー:引け(31日)
(配信時間に応じて内容を更新します) [31日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード 中国 上海総合指数 2932.5058 - 19.8325 - 0.67 2944.3977 2944.3977 2926.4853 前営業日終値 2952.3383 中国 CSI300指 3835.359 -34.959 -0.90 3856.745 3856.745 3830.091 数 前営業日終値 3870.318 香港 ハンセン指数 27777.75 -368.75 -1.31 27931.28 27939.72 27701.44 前営業日終値 28146.50 香港 ハンセン中国株 10675.31 -143.04 -1.32 10720.82 10747.90 10653.50 指数 前営業日終値 10818.35 韓国 総合株価指数 2024.55 -14.13 -0.69 2036.46 2041.16 2010.95 前営業日終値 2038.68 台湾 加権指数 10823.81 -7.09 -0.07 10824.15 10835.80 10754.07 前営業日終値 10830.90 豪 S&P/ASX 6812.60 -32.50 -0.47 6845.10 6845.10 6812.60 指数 前営業日終値 6845.10 シンガポー ST指数 3300.75 -49.79 -1.49 3359.92 3360.19 3299.89 ル 前営業日終値 3350.54 マレーシア 総合株価指数 1634.87 -7.82 -0.48 1640.92 1642.73 1626.32 前営業日終値 1642.69 インドネシ 総合株価指数 6390.505 +13.509 +0.21 6362.109 6390.505 6349.00 ア 前営業日終値 6376.996 フィリピン 総合株価指数 8045.80 -104.66 -1.28 8142.16 8142.16 8023.45 前営業日終値 8150.46 ベトナム VN指数 991.66 +5.64 +0.57 986.00 993.40 982.64 前営業日終値 986.02 タイ SET指数 1711.97 +5.48 +0.32 1704.04 1716.05 1702.72 前営業日終値 1706.49 インド SENSEX指 37481.12 +83.88 +0.22 37257.55 37576.37 37128.26 数 前営業日終値 37397.24 インド NSE指数 11118.00 +32.60 +0.29 11034.05 11145.30 10999.40 前営業日終値 11085.40 東南アジア株式市場はまちまち。シンガポール市場とマニラ市場はそれぞれ1%超下 落。米中貿易協議が上海で再開されたものの、トランプ米大統領の脅しに対し、中国が報 復として米国批判をしたことが株価を押し下げた。米連邦準備制度理事会(FRB)の政 策決定を控えた警戒感も相場の重しとなった。 シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)は1.49%安の3 300.75。1カ月ぶりの安値を付けた。産業複合企業ジャーディン・マセソン・ホー ルディングスが指数を構成する銘柄の中で最大の下げを記録した。 マニラ市場の主要株価指数PSEiは、不動産株安で、1.28%下落し、8 045.8で引けた。2カ月超ぶりの安値水準。 ソウル株式市場は反落した。トランプ米大統領の発言で貿易をめぐる中国との対立が 深まったことや、日本の対韓輸出規制で、低調な企業決算への懸念が強まった。 総合株価指数(KOPSI)は月間ベースでは今月、約5%安となった。 DSインベストメント&セキュリティーズのアナリストは、安値拾いの買いが少し入 り、序盤の下げ幅を縮めたと話した。一方、同氏は、市場では企業決算に対する期待は低 く、投資家心理は悪化したとの見方も示した。 トランプ大統領は30日、中国が自身の1期目の任期が終わるまで貿易協議を合意な しでやり過ごそうとしていると主張し、もし自分が2020年11月に再選されれば協議 の結果は中国にとって悪いものになるだろうと警告した。 サムスン電子は、四半期決算で利益が大幅に減少したことを受け、2. 6%安となった。過剰供給で半導体価格が下落したことが響いた。 LGディスプレーは6億8780万ドル相当の転換社債を発行すると発 表し、過去最安値近辺で終了した。 中国株式市場は反落した。トランプ米大統領が通商問題を巡って中国に警告を発した ことが重しとなった。また、中国指導部が不動産市場を活用せずに消費拡大を推進する方 針を示したことを受けて、不動産株が売られた。 トランプ大統領は30日、中国が通商協議を巡り自身の1期目の任期が終わるまで時 間稼ぎをしないよう警告。2020年11月の米大統領選で自分が再選すれば、通商協議 の行方はさらに厳しいものとなり、決裂する恐れもあるとの考えを示した。 中国の不動産株が3%超下落した。中国共産党中央政治局は30日、需 要喚起など景気支援に向けた取り組みを強化するにあたり、不動産市場を活用した短期的 な刺激策は行わず、消費拡大や製造業分野の投資安定化を推進する方針を表明した。 Chuancai Securitiesのアナリストはこの方針について、中国指導部が「消費を通じ た経済成長の押し上げを望んでいることを示す。不動産や投資を刺激することは、現時点 では政策オプションではない」と解説した。 香港株式市場も反落した。台風のため、取引は午後になって中断となり、通常より早 く終了した。 取引中断時点の相場は、ハンセン中国企業株指数(H株指数)は143.0 4ポイント(1.32%)安の10675.31。ハンセン指数は368.75ポ イント(1.31%)安の2万7777.75と、6月11日以来の安値だった。 シドニー株式市場は反落。金融・建設関連銘柄が下げを主導。前日、株価指数が史上 最高値を付けたことを受け、利益確定売りが広がった。 米中貿易交渉での新たな緊張や、米連邦準備理事会(FRB)によるこの日の金融政 策決定を控えた警戒感が、リスク資産への投資意欲をそいだ。 S&P/ASX200指数は今月は2.9%高となり、7カ月連続で上昇した。 銀行株は下落。 上海で再開された米中貿易協議に関し、トランプ米大統領が中国を脅したことも投資 家心理に悪影響を及ぼした。 建設株は大幅安。建設大手アデレード・ブライトンが低調な今年度決算を示 唆し、中間配当を取りやめたことが背景。同社の株価は約18%急落した。 一方、原油高がエネルギー株を9営業日連続で支援した。エネルギー株指数は今月、 1.7%上昇。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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