WTO、米国などが脱退すれば存在意義問われる=ロシア大統領府

WTO、米国などが脱退すれば存在意義問われる=ロシア大統領府
 8月14日、ロシア大統領府のペスコフ報道官は電話会見で、米国のような主要経済大国が世界貿易機関(WTO)から脱退するようなことがあれば、WTOの存在意義が極めて疑わしくなるとの見解を示した。写真はWTOのロゴ。ジュネーブで2016年6月撮影(2019年 ロイター/Denis Balibouse)
[モスクワ 14日 ロイター] - ロシア大統領府のペスコフ報道官は14日の電話会見で、米国のような主要経済大国が世界貿易機関(WTO)から脱退するようなことがあれば、WTOの存在意義が極めて疑わしくなるとの見解を示した。
米国への不公平な待遇を理由にWTOからの脱退もあり得るとトランプ大統領が警告したという米メディアの報道に関する質問に答えた。
同報道官は「世界最大の経済大国が脱退すれば、(WTOのような)重要な国際機関の存在意義が根本から問われるのは明らかだ」と述べた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab