アジア株式市場サマリー:引け(9日)
(配信時間に応じて内容を更新します) [9日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード 中国 上海総合指数 2850.9537 - 42.8030 - 1.48 2871.1968 2888.8596 2845.0374 前営業日終値 2893.7567 中国 CSI300指 3599.700 -67.757 -1.85 3637.346 3656.897 3584.823 数 前営業日終値 3667.457 香港 ハンセン指数 28311.07 -692.13 -2.39 28839.35 28891.11 28281.98 前営業日終値 29003.20 香港 ハンセン中国株 10845.06 -252.31 -2.27 11034.20 11057.08 10824.08 指数 前営業日終値 11097.37 韓国 総合株価指数 2102.01 -66.00 -3.04 2159.79 2164.98 2102.01 前営業日終値 2168.01 台湾 加権指数 10733.67 -190.04 -1.74 10910.47 10910.47 10732.97 前営業日終値 10923.71 豪 S&P/ASX 6295.30 +26.20 +0.42 6269.10 6300.20 6258.80 指数 前営業日終値 6269.10 シンガポー ST指数 3269.70 -14.14 -0.43 3263.41 3278.14 3253.88 ル 前営業日終値 3283.84 マレーシア 総合株価指数 1618.53 -15.02 -0.92 1629.61 1630.44 1618.33 前営業日終値 1633.55 インドネシ 総合株価指数 6198.804 -71.398 -1.14 6242.180 6259.627 6195.39 ア 前営業日終値 6270.202 フィリピン 総合株価指数 7755.62 -171.07 -2.16 7857.75 7864.02 7755.62 前営業日終値 7926.69 ベトナム VN指数 947.01 -4.21 -0.44 950.66 953.66 944.91 前営業日終値 951.22 タイ SET指数 1646.80 -7.21 -0.44 1653.12 1659.38 1646.07 前営業日終値 1654.01 インド SENSEX指 37558.91 -230.22 -0.61 37747.91 37780.46 37405.40 数 前営業日終値 37789.13 インド NSE指数 11301.80 -57.65 -0.51 11322.40 11357.60 11255.05 前営業日終値 11359.45 東南アジア株式市場の株価は下落した。米国が中国製品に対して追加関税を発動する前に、貿易協議で 合意できるかが懸念されている。マニラ市場は市場予想を下回る経済指標を受けて2%超下げた。 マニラ市場の主要株価指数PSEiは2.16%安の7755.62。鉱業株や生活必需品株が重しと なった。フィリピンの1─3月期の国内総生産(GDP)伸び率が予想を下回ったことが嫌気された。 シドニー株式市場の株価は反発した。オーストラリアの独占禁止当局が豪通信第3位と4位の合併を阻 止したことを受けて、同業最大手テルストラ株が上昇した。 テルストラはS&P/ASX200指数構成銘柄で上昇率上位だった。 アナリストらは、オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)が豪通信大手TPGテレコムとボー ダフォン・ハチソン・オーストラリア(VHA)の合併計画を却下したことは、テルストラに利益をもたら すと指摘した。 TPGは0.3%安。前日は13%超下落した。 カンタス航空の上昇率は4月2日以来の大きさを記録し、相場を下支えした。同航空の第3・四半期決 算の売上高は小幅増加した。 エネルギー株指数は原油高が支援材料となり、1.3%上昇した ソウル株式市場は4営業日続落。下落率は7カ月ぶりの大きさとなった。米中の通商問題をめぐる緊張 が高まる中、安全資産が買われた。 外国人投資家は1862億ウォン相当の売り越し。 出来高は7億2922万株。取引された892銘柄のうち、上伸は83。 中国株式市場は続落し、11週間ぶり安値で引けた。トランプ米大統領が対中関税引き上げを断行する 姿勢を示し、通商問題を巡る米中の緊張が一段と高まった。 トランプ大統領は8日フロリダでの支持者集会で、「ディールを破った」と中国を非難。「米国の労働 者をだまし雇用を奪うことをやめるまで」関税引き上げを撤回しないと強調した。 米通商代表部(USTR)は8日、2000億ドル相当の中国製品に対する関税を10日午前0時1分 (日本時間午後1時1分)に現在の10%から25%に引き上げる発表した。 一方中国政府は、米国が関税を引き上げるなら対抗措置を取ると警告した。 市場の関心は通商協議に集中しており、この日発表された4月の中国生産者物価(PPI)が4カ月ぶ り高水準となったことには反応薄だった。 総じて売りが優勢となる中、生活必需品株とヘルスケア株が下げを主導した 。株式相互取引による海外勢の売りが続いた。 香港株式市場も大幅続落して終了。米国が対中関税を引き上げる前に米中が通商交渉で合意に至ること ができるかどうかを巡り、懸念が広がった。 ハンセン指数は終値ベースで3月8日以来の安値。今週に入って5.9%下落している。 取引は急増し、ハンセン指数構成銘柄の出来高は約30億株と、30日移動平均(17億株)の約17 6.8%となった。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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