アジア株式市場サマリー:引け(13日)
(配信時間に応じて内容を更新します) [13日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード 中国 上海総合指数 2797.2596 - 17.7348 - 0.63 2798.0512 2802.0415 2790.6080 前営業日終値 2814.9944 中国 CSI300指 3665.752 -33.353 -0.90 3675.587 3686.430 3658.013 数 前営業日終値 3699.105 香港 ハンセン指数 25281.30 -543.42 -2.10 25536.62 25616.71 25270.91 前営業日終値 25824.72 香港 ハンセン中国株 9846.64 -151.30 -1.51 9926.14 9967.95 9835.29 指数 前営業日終値 9997.94 韓国 総合株価指数 1925.83 -16.46 -0.85 1928.76 1937.68 1923.58 前営業日終値 1942.29 台湾 加権指数 10362.66 -109.70 -1.05 10436.62 10436.62 10361.89 前営業日終値 10472.36 豪 S&P/ASX 6568.50 -21.80 -0.33 6590.30 6593.30 6558.50 指数 前営業日終値 6590.30 シンガポー ST指数 3146.73 -22.21 -0.70 3143.21 3149.22 3132.20 ル 前営業日終値 3168.94 マレーシア 総合株価指数 1592.88 -22.17 -1.37 1615.24 1615.24 1591.29 前営業日終値 1615.05 インドネシ 総合株価指数 6210.962 -39.633 -0.63 6251.308 6251.308 6198.07 ア 前営業日終値 6250.595 フィリピン 総合株価指数 7788.45 -65.94 -0.84 7849.43 7850.87 7622.27 前営業日終値 7854.39 ベトナム VN指数 966.83 -8.48 -0.87 972.70 973.09 964.03 前営業日終値 975.31 タイ SET指数 1620.23 -30.41 -1.84 1642.82 1644.15 1619.03 前営業日終値 1650.64 インド SENSEX指 36958.16 -623.75 -1.66 37755.16 37755.16 36888.49 数 前営業日終値 37581.91 インド NSE指数 10925.85 -183.80 -1.65 11139.40 11145.90 10901.60 前営業日終値 11109.65 東南アジア株式市場は軒並み下落し、海外市場に足並みをそろえた。香港での抗議活動や米中貿易摩擦 をめぐる地政学的な緊張が地合いを圧迫した。 アルゼンチン大統領選の予備選挙では、現職マクリ大統領が野党候補に予想を上回る大差をつけられた ことで、12日のアルゼンチン市場で株価や通貨が下落。このため、新興市場は特に慎重な地合いとなった 。 中国株式市場は反落して終了した。7月の中国の新規融資が予想を下回ったことが嫌気された。 今年これまでにCSI300指数は21.8%、上海総合指数は12.2%上昇しているが、今月に入 って上海総合は4.6%下落した。 金融指数は1.4%安。生活必需品指数は0.5%安。不動産指数<.CSI0009 52>は1.1%安。ヘルスケア指数は0.2%安。 深セン総合指数は0.7%、深セン証券取引所の新興企業向け市場「創業板(チャイネクスト )」総合指数は1%それぞれ下落した。 中国人民銀行(中央銀行)が発表した7月の新規人民元建て融資は1兆0600億元(1500億60 00万ドル)で、6月(1兆6600億元)から減少し、アナリストの予想(1兆2500億元)を下回っ た。 アナリストは中国当局が成長を後押しするために一段の金融緩和措置を打ち出すと予想している。 UBSの中国戦略部門のウェンディー・リー氏はリポートで「われわれが話を聞いた投資家はこれまで に発表された緩和策が消費と投資の拡大につながるとは確信していない」とコメントした。UBSは201 9年の中国の国内総生産(GDP)伸び率を6.1%と予想し、これまでの6.2%から引き下げた。 香港市場も下落しハンセン指数は終値ベースで1月4日以来の安値を付けた。デモによる混乱で前日全 便を欠航していた香港国際空港は業務を再開したが、運航への影響が続いている。 香港の空港運営会社は13日、早期の正常化に向けて取り組んでいるが、さらなる抗議行動が予定され ていると明らかにした。 キャセイパシフィック航空は続落し2.6%安。中国の航空規制当局は9日、キャセイに対 し、抗議活動に関与した乗務員は安全への脅威として、本土便に乗務させないよう求めた。 深セン空港を運営する深セン・エアポートは10%超急伸し4月4日以来の高値を付けた 。CITIC証券のアナリストはリポートで、香港国際空港の旅客数減少が近隣の深セン空港に追い風にな るとの見方を示した。 シドニー株式市場は5営業日ぶりに反落。世界経済の安定や成長をめぐる警戒感を背景に、投資家らは 資金を金や債券市場に移した。 ヘルスケア株などのディフェンシブ銘柄が下落したが、鉱業株が上昇したため下げ幅は抑制された。 シドニーのフェアモント・エクイティーズのマネジング・ディレクター、マイケル・ゲーブル氏は「市 場は香港での緊張の高まりや貿易戦争を引き続き懸念している」と指摘した。 バイオ技術企業のCSLは1.5%安。ヘルスケア関連銘柄では、コクレアが3.4 %安、メイン・ファーマは2.1%安。 金融株指数は0.5%安。資産運用最大手AMPは2.7%安。4大銀行は0.3─ 0.6%下落した。 鉱業株は堅調で、フォーテスキュー・メタルズ・グループは3.6%高。 スーパーマーケット運営最大手のウールワース・グループは0.7%上昇し、ほぼ5年ぶりの 高値を付けた。 ソウル株式市場は反落した。米中貿易戦争や日本の輸出規制という元々の売り材料に加え、米国の長短 金利差の縮小を受けて安全資産への需要が高まり、株価をさらに圧迫した。 30年物米国債利回りは2016年7月以来の低水準を記録。リフィニティブの統計によると、米2年 債と10年債の金利差は5.3ベーシスポイントと、少なくとも2010年以来の水準まで縮小した。 海外勢は1746億ウォン(約1億4288万ドル)相当の売り越し。 韓国政府が住宅市場の過熱を抑制するための規制策を導入すると発表し、建設株が値を下げた。建設株 指数は2.9%安。 スーパー大手Eマートは6.6%高。資産を売却し、自社株を買い戻す計画を発表した。 出来高は6億4640万株。取引された896銘柄のうち、329銘柄が上昇した。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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