五輪＝ボルト氏の元コーチ、「五輪は延期すべき」
男子陸上で８個の五輪金メダルを獲得するなどの活躍を見せたウサイン・ボルト氏（右）の元コーチ、グレン・ミルズ氏（左）が２０日、新型コロナウイルスの世界的流行を受けて、東京五輪を２０２１年まで延期するべきだとの見解を示した。ジャマイカのキングストンで２００９年６月撮影（２０２０年 ロイター/Hans Deryk）
［２０日 ロイター］ - 男子陸上で８個の五輪金メダルを獲得するなどの活躍を見せたウサイン・ボルト氏の元コーチ、グレン・ミルズ氏が２０日、新型コロナウイルスの世界的流行を受けて、東京五輪を２０２１年まで延期するべきだとの見解を示した。
コロナウイルスが世界各国で猛威を振るうなか、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）と大会組織委員会は２０２０年東京五輪について、予定通り７月２４日の開幕を目指している。
しかし、ミルズ氏はロイターの電話取材に対し「私は五輪を来年まで延期するべきだと思う。前例のないことだろうが、私たちは今、前例のない状況にある。全てを１年先送りにすれば、最終的には全てが元通りになるだろう」と述べた。
さらに同氏は「五輪がスケジュール通り（７月と８月）に行われるとは思わない。なぜなら（コロナウイルスは）世界的に流行していて、一部の国では今、加速し始めたばかりのところもある」とも話した。
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