アジア株式市場サマリー:引け(18日)
(配信時間に応じて内容を更新します) [18日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード 中国 上海総合指数 2890.1580 + 2.5359 + 0.09 2891.0917 2898.3304 2874.3129 前営業日終値 2887.6221 中国 CSI300指数 3667.619 +12.794 +0.35 3661.130 3675.645 3638.780 前営業日終値 3654.825 香港 ハンセン指数 27498.77 +271.61 +1.00 27289.70 27584.12 27201.02 前営業日終値 27227.16 香港 ハンセン中国株指 10507.65 +79.13 +0.76 10456.48 10538.16 10416.30 数 前営業日終値 10428.52 韓国 総合株価指数 2098.71 +7.98 +0.38 2089.31 2103.02 2089.31 前営業日終値 2090.73 台湾 加権指数 10566.74 +36.20 +0.34 10547.15 10573.77 10521.70 前営業日終値 10530.54 豪 S&P/ASX指 6570.00 +39.10 +0.60 6530.90 6572.50 6529.30 数 前営業日終値 6530.90 シンガポー ST指数 3238.73 +30.74 +0.96 3212.54 3240.19 3209.45 ル 前営業日終値 3207.99 マレーシア 総合株価指数 1652.76 +14.36 +0.88 1636.66 1652.76 1636.18 前営業日終値 1638.40 インドネシ 総合株価指数 6257.330 +66.805 +1.08 6195.134 6257.330 6195.13 ア 前営業日終値 6190.525 フィリピン 総合株価指数 7922.04 +13.05 +0.17 7898.44 7935.14 7875.50 前営業日終値 7908.99 ベトナム VN指数 944.01 -2.94 -0.31 945.73 947.30 938.95 前営業日終値 946.95 タイ SET指数 1683.60 +16.37 +0.98 1667.30 1683.78 1665.19 前営業日終値 1667.23 インド SENSEX指数 39046.34 +85.55 +0.22 39056.98 39167.83 38870.96 前営業日終値 38960.79 インド NSE指数 11691.50 +19.35 +0.17 11677.05 11727.20 11641.15 前営業日終値 11672.15 東南アジア株式市場は、大半が上昇。ただ、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策決定を控え、上げ 幅は抑えられた。 INGはリポートで「アジア市場は慎重なムードが続きそうだ。投資家らは連邦公開市場委員会(FO MC)と、ドット・チャートの修正待ちだ」と指摘した。 シンガポール市場は前日、弱い経済指標を受けて下落した。ただこの日は、10月に金融緩和が行われ る可能性があるとの期待で、地合いが改善した。 シンガポール株は0.96%高。終値はここ1カ月余りで最も高かった。 NRAキャピタルの調査部門ディレクター、リウ・ジンシュ氏は「シンガポール株はおそらく、アジア 市場から手掛かりを得た。ハンセン指数は香港の抗議活動がある程度は収まったというニュースを受けて値 を上げた」と指摘。「米株も最近の高値近辺にあり、信頼感が高まった」と述べた。 ジャカルタ株はテクニカルな反発で5営業日ぶりに上昇し、1.08%高となった。テレコム ニカシ・インドネシアは2.1%高。バンク・ネガラ・インドネシアは3.3%高。 クアラルンプール株は0.88%高。アシアタ・グループが5.1%高で値上がり率 トップ。リゾート運営大手ゲンティング・マレーシアは1.5%高。 バンコク株は0.98%高。序盤の下げから戻し、2018年10月以来の高値となった。エ ネルギー株高にけん引された。PTTパブリック・カンパニーが2.2%高。 マニラ株は0.17%高。 一方でホーチミン株は0.31%安。消費者関連と不動産株の下落に押された。 中国株式市場は薄商いの中、小幅上昇して引けた。今週の連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、市 場参加者は警戒姿勢を強めた。 米連邦準備理事会(FRB)は18─19日のFOMCで政策金利を据え置く見込みだが、年内の利下 げへの地ならしに動く可能性がある。 CITIC証券のアナリストはリポートで、リスク投資意欲が引き続き改善しているとの見方を示した 。 中国証券監督管理委員会(証監会)は証券などノンバンクの大手数社に対し、中小ノンバンクの流動性 逼迫を和らげるため、銀行間市場での融資を拡大するよう指示した。複数の関係筋が17日、ロイターに明 らかにした。 香港株式市場は続伸して終了。中国本土からの資金流入に支えられた。 リフィニティブのデータによると、中国本土の投資家は18日、上海・深センと香港の株式相互取引を 通じ、香港株を約30億元(4億3301万ドル)相当買い入れた。買い越しは17営業日連続。 ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた警戒感に上値は抑えられた。 ソウル株式市場は小反発。投資家らは米連邦公開市場委員会(FOMC)や、2020年の大統領選に 向けたトランプ米大統領の演説待ち。 総合株価指数(KOSPI)は年初来では2.83%高。ただ、過去30営業日では5.5% 安となっている。 シドニー株式市場は反発。オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)が一段の金融緩和を示唆した ことで買われた。 米連邦準備理事会(FRB)の金融政策決定を控えて慎重な取引となる中、ヘルスケア関連株や金鉱株 にディフェンシブな買いが入った。取引中盤には、RBAから追加利下げを示唆するハト派的な手掛かりを 得たことで、ほとんどのセクターが押し上げられた。 金融株では、最大手のコモンウェルス・バンクが1.6%高。 ヘルスケア株指数は1.3%高で、過去9カ月余りの高値で引けた。CSLは1.8 %高。 金鉱株指数は1.5%高。ニュークレスト・マイニングは1.1%高。このところの リスク回避傾向の恩恵を受けている。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」