カナダ中銀副総裁、10月利上げ排除せず 通商協議「最大のリスク」

[トロント 6日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)のウィルキンス上級副総裁は6日、中銀は北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉が同国経済の先行きに対する最大のリスクだと認識しつつも、10月に利上げする可能性を排除していないとの見解を示した。
ウィルキンス氏は「(NAFTA協議)がどのような結果になるかについては不透明感がなお強い」と指摘。「10月にわれわれが金利に関して議論するであろう内容について見通しを示すことはしない。それまでに、貿易だけでなくその他多くの問題で多くのことが起きる可能性があるからだ」と語った。

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