米グーグル、年次開発者イベント中止 新型ウイルス感染拡大で
３月３日、米アルファベットは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、傘下のグーグルが毎年開催している開発者向けイベント「Ｇｏｏｇｌｅ Ｉ／Ｏ」を取りやめると発表した。２０１８年８月８日、北京オフィスの外で撮影（２０２０年 ロイター/Thomas Peter）
［３日 ロイター］ - 米アルファベットは３日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、傘下のグーグルが毎年開催している開発者向けイベント「Ｇｏｏｇｌｅ Ｉ／Ｏ」を取りやめると発表した。
このイベントは、グーグルが新サービスや製品などを発表する最も重要なイベントで、５月１２─１４日の開催が予定されていた。
同社は、開発者コミュニティーとのつながりを強め、今後もコミュニティーを発展させるため、数週間以内に「Ｇｏｏｇｌｅ Ｉ／Ｏ」を発展させる他の方法を模索すると説明した。
同社は２日、年次のクラウド会議をオンライン上で行うと発表している。
米ＩＴ大手「ＦＡＡＮＧ」５社の中では、フェイスブックが既に新型ウイルスの感染拡大を踏まえ、５月に予定していた年次開発者会議「Ｆ８」を中止すると発表している。
私たちの行動規範：トムソン・ロイター「信頼の原則」
次の記事
- マーケットメキシコＣＰＩ、4月前半は予想外の上昇 5月利下げ観測後退
メキシコ国立統計地理情報院（ＩＮＥＧＩ）が２４日発表した４月前半の消費者物価指数（ＣＰＩ）は０．０９％上昇し、予想外のプラスだった。ロイター調査では０．０３％下落が予想されていた。メキシコ中央銀行が次回５月の会合で政策金利を据え置くとの見方が強まりそうだ。
