米空軍基地でのF16戦闘機衝突、操縦士は脱出 負傷者なし

米空軍基地でのF16戦闘機衝突、操縦士は脱出 負傷者なし
 5月16日、米カリフォルニア州南部にあるマーチ空軍予備役基地で、通常の訓練演習を行っていたF16戦闘機が基地付近の倉庫に衝突した。写真はエストニアで撮影されたF16(2019年 ロイター/Ints Kalnins)
[ロサンゼルス 16日 ロイター] - 米カリフォルニア州南部にあるマーチ空軍予備役基地で16日、通常の訓練演習を行っていたF16戦闘機が基地付近の倉庫に衝突した。操縦士は無事に脱出し、負傷者は報告されていない。基地の報道官が明らかにした。
ロサンゼルス・タイムズが基地の当局者の話として報じたところによると、衝突により小規模な火災が発生した。
地元テレビ局のKCAL─TVに投稿された事故現場の写真からは大きな灰色の建物の屋根に大きく穴が開いているのが確認できる。
基地の報道官は、戦闘機が午後3時半ごろに墜落し、基地の滑走路の端にある倉庫に衝突したと説明。「パイロットは脱出して無事だ。現時点で負傷者はいない」と語った。また衝突時に倉庫内に人はいなかったとの見解も示した。
同基地はロサンゼルスの東約105キロに位置し、第452航空機動航空団の拠点。報道官によると、基地内には空軍予備兵を含め通常2000─6000人の職員がいるという。
*内容を追加しました。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab