アジア株式市場サマリー:引け(9日)
(配信時間に応じて内容を更新します) [9日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード 中国 上海総合指数 2774.7532 - 19.7991 - 0.71 2805.5856 2808.3289 2770.4777 前営業日終値 2794.5523 中国 CSI300指 3633.530 -35.764 -0.97 3686.749 3689.177 3628.116 数 前営業日終値 3669.294 香港 ハンセン指数 25939.30 -181.47 -0.69 26278.92 26313.78 25939.30 前営業日終値 26120.77 香港 ハンセン中国株 9993.84 -47.78 -0.48 10090.28 10107.56 9993.84 指数 前営業日終値 10041.62 韓国 総合株価指数 1937.75 +17.14 +0.89 1940.06 1946.94 1936.14 前営業日終値 1920.61 台湾 加権指数 休場 - - - - - 前営業日終値 - 豪 S&P/ASX 6584.40 +16.30 +0.25 6568.10 6592.50 6562.50 指数 前営業日終値 6568.10 シンガポー ST指数 休場 - - - - - ル 前営業日終値 - マレーシア 総合株価指数 1615.05 -0.97 -0.06 1613.30 1620.76 1613.27 前営業日終値 1616.02 インドネシ 総合株価指数 6282.132 +7.461 +0.12 6300.093 6319.440 6280.67 ア 前営業日終値 6274.671 フィリピン 総合株価指数 7854.39 -59.77 -0.76 7918.54 7941.96 7854.39 前営業日終値 7914.16 ベトナム VN指数 974.34 -0.90 -0.09 976.41 978.69 974.33 前営業日終値 975.24 タイ SET指数 1650.64 -14.48 -0.87 1672.22 1675.44 1649.52 前営業日終値 1665.12 インド SENSEX指 37581.91 +254.55 +0.68 37521.30 37807.55 37406.26 数 前営業日終値 37327.36 インド NSE指数 11109.65 +77.20 +0.70 11087.90 11181.45 11062.80 前営業日終値 11032.45 東南アジア株式市場は大半の市場が下落した。米中貿易摩擦をめぐり新たな懸念が広がり、地合いが悪 化した。 ブルームバーグの報道によると、中国が米農産品の買い付けを停止したことを受け、米政府は米企業の ファーウェイとの取引再開を先送りしている。 VMマーケッツのマネジングパートナー、スティーブン・イネス氏は顧客向けノートで、このニュース がかなり影を落とし、貿易摩擦の激化による影響を市場は認識したと述べた。 中国の7月の卸売物価指数(PPI)が約3年ぶりの低下となったことも、圧迫要因となった。 中国株式市場は反落。序盤は堅調だったが下げに転じた。生産者物価指数(PPI)の低下や、くすぶ る貿易懸念が圧迫した。 週間では、上海総合指数が3.2%下落、CSI300指数は3%安と、ともに過去3カ月で最大の下 落率となった。 中国国家統計局が発表した7月の生産者物価指数(PPI)は前年比0.3%低下し、2016年8月 以来のマイナスを記録。デフレ懸念が強まり、中国政府には景気てこ入れ圧力が一段とかかるとみられる。 エバーブライト・プラメリカ・ファンド・マネジメントのアナリスト、Zou Qiang氏は「弱い需要が生 産者側の見通しに影響を及ぼしつつある」と指摘。不動産規制強化を背景に、今後数カ月、物価下落が加速 するとの見方を示した。 また、米政府が、米企業のファーウェイとの取引再開に向けた決定を遅らせているとのブルームバーグ の報道にも圧迫された。 ZTEなど主要ハイテク株が売られ、通信株指数は2.5%下落した。 香港市場は反落。低調な中国のPPIに加えて香港のデモを巡る懸念が重しとなった。 週間ではハンセン指数が3.5%安、H株指数は3.3%安となった。 香港では「逃亡犯条例」改正案への抗議デモが地域経済に及ぼす悪影響への懸念が高まっている。9日 はデモ隊が空港到着ロビーに集まり、ビラを配るなどの抗議行動を行った。 ソウル株式市場は続伸。人民元相場が安定したことが地合いを支えたものの、米中の貿易摩擦をめぐる 新たな懸念を背景に、上値は抑えられた。 総合株指数(KOPSI)は週間では3%下落した。 外国人投資家は19億ウォン(1億5700万ドル)相当の売り越し。 シドニー株式市場は小幅続伸。鉱業株と銀行株が高かった。 S&P/ASX200指数は週間では2.7%下落。下落率は、昨年11月中旬以来の大きさだった。 建材大手ジェームズ・ハーディーは14.1%高。2020年度の収益見通しを上方修正した 。 オーストラリアの金融サービス大手AMPは、上伸。同社は、事業再建計画を8日に公表した 。 ニッケル生産企業株が上昇。硫化ニッケル生産のウエスタン・エリアズなどは5%超上昇した 。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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