アジア株式市場サマリー:引け(16日)
(配信時間に応じて内容を更新します) [16日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード 中国 上海総合指数 2823.8238 + 8.0262 + 0.29 2817.5708 2840.3164 2811.8016 前営業日終値 2815.7976 中国 CSI300 3710.539 +16.538 +0.45 3697.941 3738.096 3687.075 指数 前営業日終値 3694.001 香港 ハンセン指数 25734.22 +238.76 +0.94 25484.96 25798.11 25314.27 前営業日終値 25495.46 香港 ハンセン中国 9964.30 +60.89 +0.61 9905.17 10015.13 9853.69 株指数 前営業日終値 9903.41 韓国 総合株価指数 1927.17 -11.20 -0.58 1921.49 1927.70 1911.72 前営業日終値 1938.37 台湾 加権指数 10420.89 +93.76 +0.91 10345.42 10456.32 10318.37 前営業日終値 10327.13 豪 S&P/AS 6405.50 -2.60 -0.04 6408.10 6425.30 6396.00 X指数 前営業日終値 6408.10 シンガポ ST指数 3115.03 -11.06 -0.35 3109.16 3123.15 3091.32 ール 前営業日終値 3126.09 マレーシ 総合株価指数 1599.22 -1.07 -0.07 1598.06 1600.17 1590.18 ア 前営業日終値 1600.29 インドネ 総合株価指数 6286.657 +29.071 +0.46 6264.380 6292.375 6235.70 シア 前営業日終値 6257.586 フィリピ 総合株価指数 7795.98 -32.88 -0.42 7802.56 7885.94 7777.07 ン 前営業日終値 7828.86 ベトナム VN指数 980.00 +0.62 +0.06 974.88 985.61 974.88 前営業日終値 979.38 タイ SET指数 1631.40 +27.37 +1.71 1608.98 1632.42 1607.22 前営業日終値 1604.03 インド SENSEX 37350.33 +38.80 +0.10 37383.00 37444.45 36974.41 指数 前営業日終値 37311.53 インド NSE指数 11047.80 +18.40 +0.17 11043.65 11068.65 10924.30 前営業日終値 11029.40 東南アジア株式市場では、バンコク市場が上昇した。中国が景気刺激策を発表した後 、タイ政府も景気刺激策を発表した。一方、弱い内容の輸出統計を受けて、シンガポール 市場は下落した。 中国国家発展改革委員会(NDRC)は16日、国内消費を刺激するため、2019 年と20年に可処分所得を引き上げる対策を表明した。これを受けて、地合いが好転した 。 タイ財務相は16日、100億ドル規模の景気刺激策を実施する計画を発表した。 バンコク市場のSET指数は1.71%上昇の1631.4。一方、週間で は1.2%下落した。サイアム商業銀行は2.9%上昇。カシコン銀行は1.6%上昇。 ジャカルタ市場の総合株価指数は0.46%上昇の6286.657と2週 間ぶりの高値を付けて終了。消費関連株が高かった。 シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)は0.35%下落の 3115.03。週間では1.7%下落した。同国の非石油製品輸出統計が5カ月連続で 減少した。KGIセキュリティーズのアナリストは、この統計は、予想より良い内容だっ たものの、市場の地合いは改善しなかったと述べた。 マニラ市場の主要株価指数PSEiは0.42%下落の7795.98。不動 産株と銀行株が安かった。BDOユニバンクは2%下落して終了。 クアラルンプール市場の総合株価指数KLCIは0.07%下落の1599 .22。金融株が安かった。週間では1%下落。 ホーチミン市場のVN指数は0 .06%上昇の980。 中国株式市場は上昇して引けた。中国政府が内需刺激に向けた政策を打ち出すと表明 したことを受け、消費関連銘柄が上げを主導した。 中国国家発展改革委員会(NDRC)は16日、内需を刺激するため、2019年と 20年に可処分所得を引き上げる対策を打ち出すと表明した。 これを受け、CSI300生活必需品指数は1.3%上昇した。 青島ビールや仏山市海天調味食品などの決算が好 調だったことも支援材料となった。 ただアナリストは、現時点では様々な不透明要因があると警戒感を示している。 山西証券は、世界的な景気後退懸念や米中貿易摩擦の長期化を指摘。A株市場は大き な好材料が出るまでレンジ取引が続く可能性があるとのリポートをまとめた。 香港株式市場も上昇。ただ週間ベースでは4週連続の下落となった。世界経済の減速 、米中貿易戦争、香港の抗議デモに対する懸念が広がった。 シドニー株式市場の株価は小幅続落。世界の景気後退を巡る懸念が広がったことに加 えて、米中貿易戦争が長引くとの兆候がみられた。 S&P/ASX200指数は週間では2.7%下落した。 米国債市場で長短金利逆転(逆イールド)が生じたことを受けて、世界の金融市場は 今週、不安定な動きとなった。世界的な景気後退懸念により、投資家はリスク資産から資 金を引き揚げた。 米中貿易摩擦は国際貿易に打撃を与え、中国の経済成長を鈍化させている。中国は、 オーストラリアの最大の輸出先。 鉱業株は下落した。BHPは0.6%下落。リオ・ティントは1% 下落。ニュークレスト・マイニングは1.4%下落して終了。 一方、銀行株は上昇。4大銀行株は0.9─1.1%上昇。 オイル・サーチは3.7%下落した。 ソウル株式市場は反落。米国の30年債利回りが低下したことを受けて、世界の景気 後退を巡る懸念が広がった。 総合株価指数(KOSPI)は週間では0.55%下落し、4週連続の下落となった 。 世界の貿易摩擦や景気減速を巡る懸念が広がる中、米国の30年債利回りは15日、 過去最低を記録し、初めて2%割れとなった。10年債利回りは、3年ぶりの水準に低下 した。 中国国家発展改革委員会(NDRC)は16日、国内の消費を刺激するため、201 9年と20年に可処分所得を引き上げる対策を表明した。これを受けて、一時1.4%下 げていたKOSPIは、やや値を戻した。 外国人投資家は1279億ウォン相当の売り越し。売り越しは12営業日連続で、2 016年1月以来の長期に及んだ。 ウォンは対ドルでは年初来で7.9%下落している。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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