スウェーデン・アカデミー、ノーベル文学賞受賞者名漏えい認める
4月20日、ノーベル文学賞の選考主体であるスウェーデン・アカデミーは、過去の一部受賞者の氏名が事前に漏えいしていたことを認め、選定ルールを見直す方針を明らかにした。写真は昨年12月撮影の会合のようす。提供写真(2018年 ロイター/ TT News Agency/Jonas Ekstromer)
[ストックホルム 20日 ロイター] - ノーベル文学賞の選考主体であるスウェーデン・アカデミーは20日、過去の一部受賞者の氏名が事前に漏えいしていたことを認め、選定ルールを見直す方針を明らかにした。
この問題は、別の選考委員をめぐるセクハラ疑惑を調査していた際に判明したもの。アカデミーは声明で秘匿ルールの違反があったと認めたが、流出源は明らかにしなかった。
文学賞選考委員会は、通常通り作業しているという。
今回のスキャンダルで委員5人が辞任した事態を受け、スウェーデンのカール16世グスタフ国王は19日、新たなメンバー加入を可能にするなどルールを変更する意向を示した。
*カテゴリーを追加します。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」