〔マーケットアイ〕株式:日経平均は2万2400円台、NT倍率は一段と上昇
[東京 20日 ロイター] - <14:10> 日経平均は2万2400円台、NT倍率は一段と上昇 日経平均は後場一段高となり、2万2400円台前半まで戻している。中国株の下げ 止まりを受け、買い戻しが入った。日経平均をTOPIXで割ったNT倍率 は足 元で12.85倍まで上昇。市場筋によると、この水準で大引けとなった場合、終値ベー スのNT倍率は、日経平均の大幅な構成銘柄入れ替えがあった2000年以降で最高とな るという。「ファーストリテイリング やKDDI など内需株が日経平均 をけん引している半面、銀行株や輸出関連がTOPIXの重しとなっている」(国内証券 )との声が出ていた。 <12:57> 日経平均は上げ幅拡大、自律反発の動き 日経平均は上げ幅拡大、2万2300円台半ばで推移している。第一三共 は 後場一段高。上場来高値圏のキッコーマン も堅調持続。市場では「個別株物色は 健在だが、対米通商交渉に関するイベントを見極めるまで本格的には買いにくい。自律反 発の域は出ないだろう」(国内証券)との声が出ている。 <11:45> 前場の日経平均は小反発、米中貿易摩擦への警戒続く 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比8円94銭高の2万2287円4 2銭となり、3日ぶりに小反発した。ドル/円が円安気味に推移したほか、前日大幅安の 反動で買いが先行したものの、米中貿易摩擦が世界経済に与える影響などが懸念され、上 値の重い展開だった。鉄鋼や機械などの景気敏感株が売られ、下げ幅は一時100円を超 える場面もあったが、円安基調が支えになり前引けにかけてプラス圏に戻した。 TOPIXは0.52%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆2642 億円だった。業種別の下落率上位は、鉄鋼、海運、鉱業、非鉄金属など。一方、上昇率上 位には食料品、医薬品、電気・ガス、小売など内需・ディフェンシブ業種が並んだ。市場 では「日本株は為替との連動性を強めている。1ドル110円台であれば下値は限られる 。だが、通商交渉は簡単に決着しない。今後も材料次第で一喜一憂の展開だろう」(カブ ドットコム証券投資ストラテジストの河合達憲氏)との声が出ていた。 東証1部の騰落数は、値上がり575銘柄に対し、値下がりが1433銘柄、変わら ずが83銘柄だった。 <11:03> 日経平均はプラス転換、下値で買い戻しも 日経平均はプラス転換、2万2300円台前半で推移している。為替が1ドル110 円台に戻したことに反応した。市場では「前日大幅安の後で下値では買い戻しが入る。中 国株や米株先物の下げも限定的で売りは仕掛けにくい」(国内証券)との声が出ている。 <10:05> 日経平均は軟調、景気敏感株が売られる 日経平均は下げに転じ、2万2200円付近で推移している。海運、鉄鋼など景気敏 感株への売りが目立っている。半面、食料品、医薬品、小売などのディフェンシブ系は堅 調。市場では「米通商問題に対する懸念に加え、出口に向かう欧州中銀の金融政策もグロ ーバルの資金フローに影響を与えている。当面は好業績株の個別物色だろう」(アスリン ク・チーフストラテジストの中島肇氏)との声が出ている。 <09:05> 寄り付きの日経平均は小反発、円安や自律反発への思惑が支え 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前日比60円05銭高の2万2338円 53銭となり、小反発で始まった。その後は伸び悩んでいる。 ドル/円が円安気味に推移し相場の支えになっているほか、悪材料をいったん織り込 んだとして自律反発への思惑もあるもよう。一方、米中貿易摩擦への警戒感は根強く、買 い手掛かりに乏しいともみられている。 業種別には、食料品、医薬品が高く、小売、情報・通信もしっかり。半面、鉱業、海 運、鉄鋼などが下げている。 <08:38> 寄り前の板状況、トヨタは買い優勢・ファーストリテは売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ が 買い優勢、キヤノン 、ソニー が売り優勢。パナソニック は売り 買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売り優勢、ファナック<6954. T>は買い優勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン シャルグループ は売り優勢、みずほフィナンシャルグループ は売り買い 拮抗となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(トムソン・ロイターEIKON検索ボックスで“IMO ”と入力) (
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