米大統領、中国とロシア非難 「通貨切り下げゲームに興じている」

米大統領、中国とロシア非難 「通貨切り下げゲームに興じている」
 4月16日、トランプ米大統領は、米国が利上げを継続する中、ロシアと中国は自国通貨を切り下げているとして非難した(2018年 ロイター/Kevin Lamarque)
[ワシントン 16日 ロイター] - トランプ米大統領は16日、米国が利上げを継続する中、ロシアと中国は自国通貨を切り下げているとして非難した。
トランプ大統領は「米国が利上げを継続する中、ロシアと中国は通貨切り下げゲームに興じている。これは容認できない!」とツイッターに投稿した。
米財務省は13日に公表した半期に一度の為替報告書で為替操作国に認定した主要貿易相手国はなかったことを明らかにしたが、中国、ドイツ、日本、韓国、スイスを引き続き為替監視対象国に指定したほか、インドを監視対象国リストに追加した。
2017年1月のトランプ大統領就任以降、ドル相場は中国人民元を含む多くの通貨に対し大きく下落。ドルはロシアルーブルに対しても、米国が先に対ロシア制裁を発表するまで下落していた。
ドルは人民元に対し17年1月20日以降8.6%下落。対ロシアルーブルでは4.5%上昇しているが、制裁発表前までは約4%下落していた。

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