SBI、「ひふみ」のレオス・キャピタルを連結子会社化へ

[東京 31日 ロイター] - SBIホールディングス<8473.T>は31日、「ひふみ投信」などの運用を行うレオス・キャピタルワークス(藤野英人社長)の既存株主から、同社の株式51.28%を取得し、連結子会社化すると発表した。株式譲渡の実行日は4月30日。
SBIは、レオスが今後、外国株・債券を投資対象とする投信など商品ラインアップの拡充を検討していることから、「ひふみ」ブランドの運用商品の販売拡大や提携地域金融機関への商品展開を通じてレオスおよびSBIグループの運用資産残高の拡大を図っていくとしている。
レオスは2003年設立の独立系投資運用会社。足を使う徹底した企業調査などをうたい、「ひふみ投信」「ひふみプラス」といった投信はリッパー・ファンド・アワードで最優秀ファンドに選ばれるなど投資家から高い評価を得てきた。
かつて東証マザーズへの上場を目指したこともあったが、2018年末に計画を取りやめた。

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