ハリケーン「マイケル」がフロリダ州上陸、メキシコ湾岸原油生産42%減

ハリケーン「マイケル」がフロリダ州上陸、メキシコ湾岸原油生産42%減
 10月10日、メキシコ湾で発生した大型ハリケーン「マイケル」は勢力が5段階中2番目に強い「カテゴリー4」を保ったまま、午後に米フロリダ州に上陸した。同州アリゲーターポイントで撮影(2018年 ロイター/CARLO ALLEGRI)
[タラハシー(米フロリダ州)/ヒューストン 10日 ロイター] - メキシコ湾で発生した大型ハリケーン「マイケル」は勢力が5段階中2番目に強い「カテゴリー4」を保ったまま、現地時間10日午後、米フロリダ州に上陸した。
「マイケル」は米東部時間午後1時40分にフロリダ州メキシコビーチの北西に上陸した。風速は毎時155マイル(249キロ)。米国立ハリケーン・センター(NHC)は一部地域では海面の高さが通常より14フィート(4.3メートル)上昇する恐れがあるとして警戒を呼び掛けている。
内務省安全環境執行局(BSEE)は30社からの報告に基づき、ハリケーン接近を受け米メキシコ湾岸の原油生産が約42%、天然ガス生産が約32%削減されていることを明らかにした。削減分は原油が日量71万8877バレル、天然ガスが日量8億1200万立方フィートに相当する。

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