中国の5大国有銀行が27、28の両日に2023年度決算を相次いで発表し、いずれも収益性の重要指標である純金利マージン(NIM)が縮小したと明らかにした。5行は不動産セクターのリスクが解消されていないと警鐘を鳴らしたが、足元では景気減速に伴う各種セクターてこ入れのため貸出金利の引き下げを迫られている。
第一生命ホールディングス は29日、第一生命が保有する株式を3年間で1.2兆円削減すると発表した。同日公表した26年度までの中期経営計画では、3年間で戦略投資3000億円を実施することも盛り込んだ。
小林製薬の小林章浩社長は29日、大阪市内で記者会見を開き、同社の紅麹(こうじ)関連製品の摂取者に健康被害が拡大している問題で、健康被害を訴えている摂取者に診察や治療をしてもらうのが最優先で、必要に応じて補償していくことが大事だと述べた。「原因を究明して再発防止をとっていくことがわれわれの責任だ。リーダーとして現時点ではそれを進めていきたい」と語った。