6年前に盗まれたダブリン守護聖人の心臓、警察から聖堂に返還

6年前に盗まれたダブリン守護聖人の心臓、警察から聖堂に返還
 4月26日、アイルランドのダブリンにあるクライストチャーチ大聖堂から2012年に盗まれたダブリンの守護聖人ローレンス・オトゥールの心臓が、警察を通じ無傷で返還された(2018年 ロイター/Clodagh Kilcoyne)
[ダブリン 26日 ロイター] - アイルランドのダブリンにあるクライストチャーチ大聖堂から2012年に盗まれたダブリンの守護聖人ローレンス・オトゥールの心臓が、26日、警察を通じ無傷で返還された。
アイルランド人として初めてダブリン大司教となったオトゥールは、1180年にフランス北部で死去。心臓はダブリンに戻され、クライストチャーチ内に800年以上にわたって安置されていた。
公開の返還式では、聖歌隊が合唱を先導する中、行列に従ってダブリン地域の警察当局者が心臓が納められた金属の箱をもって祭壇へと行進した。
警察当局者は、警官らがダブリンのフェニックスパークで心臓を発見したとの報道へのコメントを控えるとともに、窃盗犯が特定されたかどうかも明らかにしなかった。

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