アジア株式市場サマリー:引け(21日)
(配信時間に応じて内容を更新します) [21日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード 中国 上海総合指数 2905.9688 + 35.3642 + 1.23 2867.7066 2919.2373 2862.4951 前営業日終値 2870.6046 中国 CSI300指 3666.776 +48.984 +1.35 3619.437 3690.088 3610.682 数 前営業日終値 3617.792 香港 ハンセン指数 27657.24 -130.37 -0.47 27671.40 27915.16 27598.06 前営業日終値 27787.61 香港 ハンセン中国株 10634.62 +1.20 +0.01 10605.04 10732.57 10591.51 指数 前営業日終値 10633.42 韓国 総合株価指数 2061.25 +5.54 +0.27 2056.95 2076.47 2053.69 前営業日終値 2055.71 台湾 加権指数 10464.50 +66.09 +0.64 10362.35 10477.20 10342.32 前営業日終値 10398.41 豪 S&P/ASX 6500.10 +24.00 +0.37 6476.10 6500.10 6444.40 指数 前営業日終値 6476.10 シンガポー ST指数 3183.26 -22.20 -0.69 3198.73 3205.14 3177.12 ル 前営業日終値 3205.46 マレーシア 総合株価指数 1603.74 -1.62 -0.10 1608.74 1614.23 1603.65 前営業日終値 1605.36 インドネシ 総合株価指数 5951.372 +44.251 +0.75 5925.416 5996.540 5925.42 ア 前営業日終値 5907.121 フィリピン 総合株価指数 7721.56 +61.42 +0.80 7662.48 7740.88 7639.59 前営業日終値 7660.14 ベトナム VN指数 986.29 -0.84 -0.09 989.67 992.84 986.07 前営業日終値 987.13 タイ SET指数 1610.49 +2.38 +0.15 1608.82 1616.55 1602.56 前営業日終値 1608.11 インド SENSEX指 38969.80 -382.87 -0.97 39449.45 39571.73 38884.85 数 前営業日終値 39352.67 インド NSE指数 11709.10 -119.15 -1.01 11863.65 11883.55 11682.80 前営業日終値 11828.25 東南アジア株式市場は大半が上昇。インドネシアの大統領選での現職ジョコ大統領の再選が好感され、 ジャカルタ株は上伸した。一方、シンガポール市場は2019年の同国の成長見通しが下方修正されたこと が嫌気され、2カ月ぶりの安値で引けた。 中国株式市場は反発。米政府が華為技術(ファーウェイ) への規制を巡り、一部業務について 猶予措置を講じたことを好感した。 米商務省は20日、ファーウェイに関する規制について、同社の既存顧客への影響を鑑み、ネットワー クの保守などの業務を一定期間認める措置を発表した。 また、ファーウェイの任正非・最高経営責任者(CEO)は米政府が同社への輸出規制の猶予措置を発 表したことについて、同社にとっての意義はほとんどないと述べた。 IT株は2.37%上昇した。 レアアース(希土類)株も買いを集めた。習近平国家主席が20日に江西金力永磁科技を 訪問したことを受け、レアアースが米中貿易問題で新たな対抗手段になるとの観測が浮上した。江西金力永 磁科技はストップ高となった。 このほか、金融株(0.88%高)、消費財株(1.01%高)、不動産株< .CSI000952>(0.88%高)、ヘルスケア株(1.45%高)が軒並み上昇した。 香港株式市場のハンセン指数は下落し、約16週間ぶりの安値で引けた。米国がファーウェイ規制を緩 和したものの、投資家は米中貿易摩擦が激化するリスクを懸念している。 ハンセン指数は終値として1月30日以来の安値。 IT(情報技術)株は0.2%安。エネルギー株が0.9%安、金融株が0 .34%安、不動産株が1.02%安。 レアアース関連の中国稀土控股は100%超上昇し、2015年8月以来の高値で引けた。 ソウル株式市場は反発した。海外勢が9営業日ぶりに買い越しに転じたほか、大型株のサムスン電子<0 05930.KS>が相場を下支えした。 外国人投資家は749億ウォン(6274万ドル)相当を買い越した。 サムスン電子は2.7%上昇した。中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ) に対する米 国の規制は、サムスン電子にとって好材料になるとの観測から一時は4%超上昇した。 出来高は5億1606万株。取引された894銘柄のうち、360銘柄が上昇した。 シドニー株式市場の株価は続伸した。住宅ローンの規制が融資促進のため緩和されたことが好感され、 金融株が上昇した。豪準備銀行(中央銀行、RBA)が6月に利下げに踏み切るとの観測が高まったことも 好感された。 S&P/ASX200指数は2007年12月以来の高値で引けた。 RBAのロウ総裁は6月の利下げ実施を検討すると示唆し、低金利が雇用の伸びや、インフレ目標の達 成を後押しすると述べた。 金融株指数は1.7%高。豪健全性規制庁(APRA)が、銀行が借り手の住宅ローンの返済 能力を審査する際の手法の規制緩和を提案したことが好感された。 四大銀行は上昇し、コモンウェルス銀行は2%高。ウエストパック銀行は2.7%高 。ANZは2.1%高、ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)は1.5%高。 ただ、米中貿易摩擦がS&P/ASX200指数の上げ幅を抑制し、エネルギー株指数や金属 ・鉱業株指数は下落した。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」