アジア株式市場サマリー:引け(8日)
(配信時間に応じて内容を更新します) [8日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード 中国 上海総合指数 2893.7567 - 32.6341 - 1.12 2873.1433 2929.4306 2866.7041 前営業日終値 2926.3908 中国 CSI300指 3667.457 -53.211 -1.43 3648.549 3722.933 3642.498 数 前営業日終値 3720.668 香港 ハンセン指数 29003.20 -359.82 -1.23 28987.09 29252.00 28945.91 前営業日終値 29363.02 香港 ハンセン中国株 11097.37 -163.68 -1.45 11104.50 11190.24 11075.20 指数 前営業日終値 11261.05 韓国 総合株価指数 2168.01 -8.98 -0.41 2151.34 2179.34 2151.34 前営業日終値 2176.99 台湾 加権指数 10923.71 -63.43 -0.58 10938.47 10946.82 10867.06 前営業日終値 10987.14 豪 S&P/ASX 6269.10 -26.60 -0.42 6295.70 6295.70 6241.50 指数 前営業日終値 6295.70 シンガポール ST指数 3283.84 -28.68 -0.87 3286.32 3290.03 3275.78 前営業日終値 3312.52 マレーシア 総合株価指数 1633.55 -5.82 -0.36 1635.56 1635.56 1627.38 前営業日終値 1639.37 インドネシア 総合株価指数 6270.202 -27.116 -0.43 6260.697 6270.884 6231.36 前営業日終値 6297.318 フィリピン 総合株価指数 7926.69 +16.06 +0.20 7902.64 7926.69 7754.95 前営業日終値 7910.63 ベトナム VN指数 951.22 -6.34 -0.66 950.10 953.88 947.86 前営業日終値 957.56 タイ SET指数 1654.01 -15.67 -0.94 1662.05 1663.40 1650.24 前営業日終値 1669.68 インド SENSEX指 37789.13 -487.50 -1.27 38244.18 38248.57 37743.07 数 前営業日終値 38276.63 インド NSE指数 11359.45 -138.45 -1.20 11478.70 11479.10 11346.95 前営業日終値 11497.90 東南アジア株式市場は大半が下落。米中貿易摩擦の再燃をめぐる懸念が、世界経済の見通しを見直しにつながった。 一方、マニラ市場は小反発して終了した。 ソウル株式市場の株価は続落。米中貿易摩擦の再燃や低調な内容だった中国輸出の減少を受けて、リスク地合いが悪 化し、投資家は安全資産に資金を移した。 中国の4月の貿易統計では、輸出が予想外の減少だったものの、輸入は5カ月ぶりの増加となった。 外国人投資家は99億ウォン相当を買い越した。 出来高は4億4844万株。取引された891銘柄のうち、上昇したのは334銘柄。 中国株式市場は下落して引けた。輸出統計が嫌気されたほか、米中貿易交渉に対する懸念も根強い。 金融指数は1.82%安。生活必需品指数は1.42%安。不動産指数は1 .27%安。ヘルスケア指数は1.55%安。 深セン総合指数は0.65%安。深セン証券取引所の新興企業向け市場「創業板(チャイネクスト)」総合 指数は1.48%安。 中国の4月の貿易統計は、輸出が予想外の減少、輸入は5カ月ぶりの増加と、まちまちな内容となった。[nL3N22K18 J] HSBCのエコノミスト、Jingyang Chen氏は「輸入全体の需要は(政策支援を背景とする)内需拡大で今後数カ月 でさらに回復するかもしれないが、貿易環境が厳しいため、今年の輸入は引き続き伸び悩む可能性がある」と指摘。 ANZの中国担当シニアエコノミスト、Betty Wang氏は「劉鶴副首相の訪米で米中通商交渉が最終決着する可能性は 低下しており、貿易摩擦が再燃するリスクが高まっている。これにより、下半期の中国の輸出見通しは悪化する。特に昨 年終盤に輸出が前倒しで行われたことを踏まえればそう言える」と述べた。 香港株式市場も下落して終了。中国貿易統計がまちまちの内容となり、米中貿易交渉を巡る懸念が広がる中、世界市 場の下げに追随した。 ハンセン中国企業エネルギー指数は1.75%安。ハンセン中国企業情報技術(IT)指数は0 .37%高。ハンセン金融指数は1.74%安。ハンセン不動産指数は0.63%安。 シドニー株式市場は反落。通信株が安かった。 オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は、150豪ドル規模となる豪通信大手TPGテレコムと豪同業ボ ーダフォン・ハチソン・オーストラリア(VHA)の合併に反対した。この決定を受けて、TPGは2018年8月以来 の安値を付けた。 豪通信大手テルストラにも打撃となり、3週間超ぶりの安値まで値を下げた。 米中貿易摩擦の激化もシドニー市場のリスク地合いを悪化させた。 エネルギー株は3カ月超ぶりの安値。 一方、産金株は、安全資産を求める動きに支えられ、1週間超ぶりの高値を付けて終了した。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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