インドネシア・シンガポールとの円建てスワップを導入=財務省

インドネシア・シンガポールとの円建てスワップを導入=財務省
 5月4日、財務省はインドネシア中央銀行とシンガポール通貨監督庁とそれぞれ日本円建ての通貨スワップ(交換)を導入すると発表。2017年撮影(2018年 ロイター/Thomas White))
[東京 4日 ロイター] - 財務省は4日、インドネシア中央銀行とシンガポール通貨監督庁とそれぞれ日本円建ての通貨スワップ(交換)を導入する、と発表した。現地通貨と米ドルのみを交換するこれまでの仕組みを見直し、円建てを追加する。
ドルひっ迫時の柔軟性を確保すると同時に、アジア域内での円流通も広げたい考えだ。
通貨スワップの仕組みでは、限度額の全額を引き出すには国際通貨基金(IMF)の支援が条件となるが、インドネシアとは、IMFの支援がなくても引き出せる割合を3割から4割に引き上げる。

竹本能文

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