アジア株式市場サマリー:引け(7日)
(本日よりシドニー・ソウル株式市場の引けリポートをアジア株式市場サマリーの引けとして配信します) [7日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード 中国 上海総合指数 2926.3908 + 19.9268 + 0.69 2914.2914 2937.2832 2889.0732 前営業日終値 2906.4640 中国 CSI300指 3720.668 +36.052 +0.98 3702.266 3738.177 3671.834 数 前営業日終値 3684.617 香港 ハンセン指数 29363.02 +153.20 +0.52 29313.58 29480.04 29156.45 前営業日終値 29209.82 香港 ハンセン中国株 11261.05 +27.39 +0.24 11267.64 11304.67 11182.18 指数 前営業日終値 11233.66 韓国 総合株価指数 2176.99 -19.33 -0.88 2172.39 2179.51 2160.44 前営業日終値 2196.32 台湾 加権指数 10987.14 +90.02 +0.83 10913.95 11004.76 10913.95 前営業日終値 10897.12 豪 S&P/ASX 6295.70 +12.00 +0.19 6283.70 6341.90 6283.70 指数 前営業日終値 6283.70 シンガポー ST指数 3312.52 +21.90 +0.67 3299.96 3323.05 3292.38 ル 前営業日終値 3290.62 マレーシア 総合株価指数 1639.37 +6.57 +0.40 1626.77 1641.86 1626.06 前営業日終値 1632.80 インドネシ 総合株価指数 6297.318 +40.966 +0.65 6271.962 6310.940 6268.32 ア 前営業日終値 6256.352 フィリピン 総合株価指数 7910.63 +48.33 +0.61 7871.51 7922.05 7861.34 前営業日終値 7862.30 ベトナム VN指数 957.56 -0.41 -0.04 961.31 965.61 955.42 前営業日終値 957.97 タイ SET指数 1669.68 -9.37 -0.56 1669.38 1675.16 1665.58 前営業日終値 1679.05 インド SENSEX指 38276.63 -323.71 -0.84 38815.46 38835.54 38236.18 数 前営業日終値 38600.34 インド NSE指数 11497.90 -100.35 -0.87 11651.50 11657.05 11484.45 前営業日終値 11598.25 東南アジア株式市場は大半が反発。トランプ米大統領が対中制裁関税の引き上げを表明した後も、中国が貿易協議のた め代表団を米国に派遣する考えを示したことで、米中貿易摩擦の激化懸念が後退した。 中国商務省が7日、劉鶴副首相が9、10の両日、貿易協議のため訪米すると発表したことで、市場はやや安心感を取 り戻した。 クアラルンプール市場の総合株価指数KLCIは0.4%高の1639.37。マレーシア中央銀行が約3年ぶりに利 下げ決定したことが好感された。ケナンガ・インベストメント銀行の調査部門責任者は「マレーシア中銀の利下げは広く予 想されていたので、実際に利下げされても地合いは引き続き脆弱(ぜいじゃく)だ」と述べた。 フィリピン中銀は9日の金融政策決定会合で利下げすると予想されている。6日発表された1ー3月期の国内総生産( GDP)がさえなかったインドネシアでも、中銀による利下げ観測が浮上している。 一方、休場明けのバンコク市場のSET指数はエネルギー株が重しとなり、0.6%安の1669.68で引けた。ホ ーチミン市場のVN指数はほぼ横ばいの957.56。 ソウル株式市場の株価は続落。ただ、米中貿易摩擦の激化懸念がやや和らぎ、序盤からは下げ幅を縮小した。 中国商務省は7日、劉鶴副首相が米国との貿易協議のため、9─10日に訪米すると発表。劉副首相が協議に参加する見 通しとなったことで投資家心理は改善したものの、市場ではなお様子見ムードが広がっている。 外国人投資家は2025億ウォン相当を買い越した。 出来高は4億7219万株。取引された892銘柄のうち、上昇したのは209銘柄。 中国株式市場は反発。副首相の訪米発表を受けて、午後の取引で前日の下落分の一部を取り戻した。 金融指数は0.39%高。生活必需品株は1.3%高。不動産株は2.2%高。 ヘルスケア株は1.6%高。 深セン総合指数は1.62%高。深セン証券取引所の新興企業向け市場「創業板(チャイネクスト)」総合指数 は0.6%高。 香港株式市場も上昇。 ハンセン中国企業エネルギー指数は1.29%高。ハンセン中国企業情報技術(IT)指数は1.1 5%高。ハンセン金融指数は0.30%高。ハンセン不動産指数は0.60%高。 劉鶴副首相が訪米するとの発表を受けて、午後の取引で値上がりした。 シドニー株式市場の株価は小反発した。鉄鉱石の供給懸念から鉱業株が大幅高となった一方、オーストラリア準備銀行 (RBA、中央銀行)が金利据え置きを決めたことに失望が広がり、上値は重かった。 RBAは政策金利を据え置いたが、市場では低水準にあるインフレ率を理由に利下げ観測が浮上していた。 楽天証券オーストラリアのニック・ツイデール最高執行責任者(COO)は「おそらく市場にとって起こり得る最悪のケ ースとなった」と指摘。堅調な雇用市場が利下げ観測をやや弱めるかもしれないものの、市場は次回の金融政策決定会合で の利下げを予想しているとも述べた。 金融株は買いが先行していたが、RBAの据え置き決定後に下げに転じた。一方、裁判所がブラジル資源大手ヴァ―レの 主要鉱山での生産停止を命じたことで、鉄鉱石の供給懸念が広がり、鉱業株は買われた。 産金株も上昇。トランプ米大統領が対中制裁関税の引き上げを表明したことで、安全資産とされる金の魅力が高まった。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」