米金融・債券市場=価格上昇、FOMC控え株式軟調
[ニューヨーク 17日 ロイター] - 米東部時間 価格 利回り コード 30年債(指標銘 15時15分 105*00.00 3.1167% 柄) 前営業日終値 104*15.00 3.1430% 10年債(指標銘柄 15時15分 102*09.00 2.8588% ) 前営業日終値 102*00.50 2.8890% 5年債(指標銘柄 15時13分 100*26.25 2.6967% ) 前営業日終値 100*21.75 2.7270% 2年債(指標銘柄 15時12分 100*02.75 2.7041% ) 前営業日終値 100*01.13 2.7310% 清算値 前日終値 コード Tボンド先物12月 143*25.00 143*09.00 限 Tノート先物12月 120*23.00 120*14.50 限 米金融・債券市場は、国債価格が上昇した。18─19日の連邦 公開市場委員会(FOMC)を前に、株式相場が軟調となり低リスクと される国債に需要が集まった。 10年債価格が9/32高。利回りは2.859%。 10月9日に付けた7年ぶり高水準(3.261%)から低下している 。 この日の米国株式相場は1%下落、小売りや医療分野が重しとなっ た。 不安定な株式市場や世界成長鈍化に伴い、連邦準備理事会(FRB )が引き締めサイクルを休止する必要があるとの憶測も広がる。 今週の利上げはほぼ確実視されているが、FRBが示す見通しや来 年の利上げ回数見込みに投資家の注目が集まりそうだ。 FTNフィナンシャル(テネシー州)の金利ストラテジスト、ジム ・フォーゲル氏は「利上げを実際に行った後でも、ボールはハト派的予 想に転がりつつある」と指摘する。 ただ、国内指標が底堅く多くの投資家が予想するほどハト派色を打 ち出さない可能性もある。「人々が失望する確率が実際のところかなり 高い。FRBが『これまで以上にややタカ派的な姿勢をとる必要があり そうだ』という認識を示したのはわずか3カ月前だ」と語った。 2年物と10年物の利回り格差は直近で16ベーシ スポイント(bp)。今月に入り、金融危機以来初めて10bpを下回 っていた。 <ドル・スワップ・スプレッド> LAST Change U.S. 2-year dollar swap spread 14.50 (-0.50) U.S. 3-year dollar swap spread 12.75 (+0.25) U.S. 5-year dollar swap spread 10.50 (+0.50) U.S. 10-year dollar swap spread 3.50 (+0.50) U.S. 30-year dollar swap spread -13.75 (+0.75) (ーからご覧ください)
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」