2年以上にわたって続く円安局面を前に「何か対応策はないのか」という照会が確実に増えている。円安抑止策は、為替介入や利上げといった裁量的なマクロ経済政策を脇に置けば、対内直接投資促進とインバウンド奨励が注目されやすく、いずれも正しい対応と言える。
- 経済USスチールは米にとどまるべき、バイデン氏の方針変わらず
バイデン米大統領は、日本製鉄が買収を計画している米鉄鋼大手USスチールについて、米国内で所有かつ運営される企業であり続けるべきという認識を堅持している。ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官が9日明らかにした。
- マーケット米新規失業保険申請23.1万件、予想以上に増加 約8カ月ぶり高水準
米労働省が9日発表した4日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比2万2000件増の23万1000件だった。市場予想の21万5000件を超え、昨年8月終盤以来約8カ月ぶりの高水準となり、労働市場が減速しつつある兆候を改めて示した。
- ワールドガザ停戦交渉、合意なく終了 イスラエル首相は戦闘継続崩さず
パレスチナ地区ガザでのイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止と人質解放に向け、仲介国エジプトの首都カイロで7日から開かれていた間接交渉は合意に至らず、9日に終了した。関係筋が明らかにした。