トランプ氏がNAFTA交渉で強硬姿勢、「カナダは必要なし」

[ワシントン 1日 ロイター] - トランプ米大統領は1日、北米自由貿易協定(NAFTA)にカナダをとどめる必要はないとツイッターに投稿した。また、議会は通商協議に干渉すべきでないと主張し、「そうでなければNAFTAは終わることになる」とけん制した。
「新しいNAFTAにカナダをとどめる政治的必要性はない。米国にとって公平な合意ができなければ、カナダは離脱することになるだろう」と述べた。
 9月1日、トランプ米大統領(写真)は北米自由貿易協定(NAFTA)にカナダをとどめる必要はないとツイッターに投稿した。また、議会は通商協議に干渉すべきでないと主張し、「そうでなければNAFTAは終わることになる」とけん制した。ホワイトハウスで8月撮影(2018年 ロイター/Leah Millis)
また「議会は交渉に干渉すべきでない。さもなければNAFTA全体を終わらせるだけだ。その方がいい」とツイートした。
米国とカナダは31日、NAFTA交渉の2国間協議で合意を持ち越した。その後大統領は議会に対し、メキシコと2国間の貿易協定を結ぶ意思を議会に通知した。
議会は31日、カナダ抜きの新協定の承認は難しいと警告。メキシコのみとの2国間協定の承認には、民主党の支持が必要になるとの見方を示した。

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