米国株式市場=S&Pとナスダックが過去最高値、ハイテク・小売株に買い
[24日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード ダウ工業株30種 23557.99 +31.81 +0.14 23552.75 23599.18 23551.59 前営業日終値 23526.18 ナスダック総合 6889.16 +21.80 +0.32 6878.11 6890.02 6873.74 前営業日終値 6867.36 S&P総合500種 2602.42 +5.34 +0.21 2600.42 2604.21 2600.42 前営業日終値 2597.08 ダウ輸送株20種 9620.20 -6.46 -0.07 ダウ公共株15種 759.07 +1.34 +0.18 フィラデルフィア半導 1341.69 +12.59 +0.95 体 VIX指数 9.67 -0.21 -2.13 S&P一般消費財 752.31 +1.58 +0.21 S&P素材 367.82 +1.66 +0.45 S&P工業 601.75 0.00 0.00 S&P主要消費財 564.14 -0.11 -0.02 S&P金融 434.19 -0.67 -0.15 S&P不動産 207.31 +0.76 +0.37 S&Pエネルギー 499.94 +1.36 +0.27 S&Pヘルスケア 944.77 +2.06 +0.22 S&P電気通信サービ 147.77 -0.43 -0.29 ス S&P情報技術 1122.93 +6.05 +0.54 S&P公益事業 281.99 +0.44 +0.16 NYSE出来高 3.63億株 シカゴ日経先物12月限 ドル建て 22655 + 75 大阪比 シカゴ日経先物12月限 円建て 22650 + 70 大阪比 米国株式市場はハイテク株を中心に買いが入り、S&P総合500種とナスダック総合が終値ベースで 過去最高値を更新した。今年の年末商戦が好調な滑り出しとなったことでネット通販大手アマゾン・ドット ・コムのほか小売株が買われたことも相場の押し上げ要因となった。 この日は感謝祭明けの「ブラックフライデー」に当たり、例年この日から年末商戦が始まるとされる。 アドビ・アナリティクスによると、感謝祭のオンライン消費売上高は28億7000万ドルを超えたもよう 。ブラックフライデーのオンライン売上高は午前の段階で18.4%増の6億4000万ドルとなっており 、過去最高の50億ドルに達する公算が大きいとしている。 S&P小売売上高は0.63%上昇し、過去最高を更新。アマゾンが2.61%高となったこ とが主な押し上げ要因となった。50パーク・インベストメンツの最高経営責任者(CEO)、アダム・サ ルハン氏は「小売業界のなかでアマゾンは非常に重要な位置を占めており、アマゾンが好調さを維持してい ることは、年末商戦を含む第4・四半期の幸先が良いことを示している」としている。 ネット小売に加え、実店舗を持つ小売業者も好調。百貨店メーシーズが2.1%高で終了したほ か、百貨店のコールズとJCペニー、衣料小売りのギャップは1─1.6%高で引 けた。このほかターゲットは2.8%安、ウォルマート・ストアーズは0.2%高で引けた 。 株式投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・イ ンデックス(VIX指数)は0.21ポイント低下の9.67で取引を終了。一時は8.56と過去 最低水準を更新した。 S&Pハイテク株指数が0.54%上昇したほか、商品(コモディティ)価格の上昇を受け、エネルギ ー株指数と素材株指数も上昇した。 感謝祭明けのこの日は短縮取引となり、米取引所の合算出来高は約26億8000万株だった。直近2 0営業日の平均は64億8000万株。前年の感謝祭明けの日の出来高は約30億株だった。 騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回り、比率は1.6 1対1だった。ナスダックでも1.31対1で値上がり銘柄数が多かった。 (ロイターデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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